「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で、第3シードの錦織圭(日本/日清食品)が第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦。6-3、6-3で錦織がストレートで勝…

「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で、第3シードの錦織圭(日本/日清食品)が第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦。6-3、6-3で錦織がストレートで勝利し、同大会3年ぶりのベスト4進出を果たした。試合時間は1時間22分。

勝利した錦織は、この後に行われる第2シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)と第8シードのリシャール・ガスケ(フランス)の試合の勝者と準決勝で対戦する。

第1セットは3ブレークでチチパスを攻め立てた錦織。第2セットは錦織のサービスからスタート。第1ゲームをラブゲームでキープした錦織は、第2ゲームで15-40とブレークのチャンスを迎える。チチパスのワイドへの見事なサーブで1本をしのがれたが、続くラリーでブレークに成功。さらに第3ゲームもキープしてゲームカウント3-0とする。

錦織は第4ゲームでドロップショットを決めてポイントリードをするも、チチパスにキープされてリードを広げることができなかった。しかし、続く第5ゲームをラブゲームでキープし、チチパスにチャンスを与えない。

錦織は第7ゲームでチチパスにデュースに持ち込まれるも、落ち着いてキープし、ゲームカウント5-2へ。勝利まであと1ゲームと迫った。

そして第9ゲームが錦織のサービング・フォー・ザ・マッチに。デュースまで粘られるもここをしっかり取りきって第2セットを6-3で連取し、錦織は準決勝進出を果たした。(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」準々決勝での錦織