「チャイナ・オープン」（中国・北京／9月29日～10月7日／ハードコート）の大会7日目、女子シングルス準々決勝で第8シードの大坂なおみ（日本／日清食品）が世界ランキング45位のジャン・シューアイ（中国）と対戦。第1セットは3-6でシューアイ…

「チャイナ・オープン」（中国・北京／9月29日～10月7日／ハードコート）の大会7日目、女子シングルス準々決勝で第8シードの大坂なおみ（日本／日清食品）が世界ランキング45位のジャン・シューアイ（中国）と対戦。第1セットは3-6でシューアイに取られたが、第2セットは大坂が6-4で取り返し、決着は第3セットへともつれ込んだ。

第2セットはシューアイのサービスから。大坂は第1ゲームで30-40とブレークポイントを握るが、シューアイにしのがれてデュースになる。大坂も粘るが7度のデュースの末にキープされてしまう。このゲームで大坂は合計6本のブレークポイントを握ったが、あと1本が出ずにブレークすることができなかった。

そして第2ゲームでは逆にシューアイにデュースで粘られ、3度目のデュースでブレークを喫してしまう。しかし大坂は第3ゲームでシューアイの2連続ダブルフォルトによって15-40とチャンスをつかむと、ここで見事なリターンエースを決めてブレークバックを果たす。

大坂は自身のプレーに納得がいかないのか、泣き顔のようなものを見せていたが大きな乱れは無く、第4ゲームをキープする。

そしてお互いにキープして迎えた第9ゲームで大坂は15-40とチャンスをつかんでブレークに成功、この試合で初めてリードを奪った。

そしてゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームが大坂のサービング・フォー・ザ・セットとなった。ここでもシューアイに30-40とブレークポイントを握られたが、デュースに持ち込んでキープし、第2セットを6-4で奪い返した。

大坂は今シーズン、フルセットにもつれ込んだ試合では3勝1敗。逆転勝ちに期待がかかる。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在最終第3セットに進んでいる。（テニスデイリー編集部）

※写真は「チャイナ・オープン」3回戦での大坂

(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)