「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月29日~10月7日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス3回戦で第8シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第10シードのユリア・ゲルゲス(ドイツ)と対戦。第1セットは6-1で大坂が先取した。両者…

「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月29日~10月7日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス3回戦で第8シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第10シードのユリア・ゲルゲス(ドイツ)と対戦。第1セットは6-1で大坂が先取した。

両者は過去に2回対戦しており、1勝1敗のイーブンとなっているが、直近の対戦である4月の「ボルボ・カーズ・オープン」では大坂が敗れている。世界ランキング10位のゲルゲスは、キャリア通算5個のシングルスタイトルを獲得している強豪だが、大坂はここで勝ち越しを決めて準々決勝に勝ち進むことができるのか、期待がかかる。

第1セットは大坂のサービスゲームから始まった。立ち上がり、大坂はサーブが上手く決まらない。5度のデュースの末にブレークポイントを1本しのいでなんとか第1ゲームをキープした。しかし、第2ゲームではデュースに追い上げてアドバンテージを奪うと、このチャンスを活かしてブレークに成功し、第3ゲームもなんとかキープ。絶好調とは言えないものの、3ゲームを連取する。

すると、大坂はここからいきなり調子を上げる。第4ゲームをラブゲームでブレークすると、第5ゲームもラブゲームでキープ。一気に5ゲームを連取し、2回戦を含めるとこれで17ゲームを連続で取ったことになった。

一方のゲルゲスも世界10位の意地を見せ、第6ゲームで初のキープ。そして続く第7ゲームが大坂のサービング・フォー・ザ・セットとなった。大坂は調子の戻ってきたサーブを武器にポイントを重ね、このゲームを見事にキープ。第1セットを6-1で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「チャイナ・オープン」2回戦での大坂

(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)