「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月29日~10月7日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス3回戦で第8シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第10シードで世界ランキング10位のユリア・ゲルゲス(ドイツ)と対戦。6-1、6-2のス…

「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月29日~10月7日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス3回戦で第8シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第10シードで世界ランキング10位のユリア・ゲルゲス(ドイツ)と対戦。6-1、6-2のストレートで大坂が勝利し、ベスト8進出を果たした。試合時間は1時間6分。また本日10月4日は大坂のコーチであるサーシャ・バジンコーチの34歳の誕生日。コーチの誕生日を祝うトップ10からの勝利となった。

勝利した大坂は、この後に行われる第3シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)とジャン・シューアイ(中国)の勝者と準々決勝で対戦する。

第2セットはゲルゲスのサービスから。第1ゲームで大坂は見事なパッシングショットを決めてブレークポイントを握ると、ゲルゲスのロブショットがわずかにロングとなっていきなりのブレークに成功する。さらに第3ゲームでもミスショットの多いゲルゲスからチャンスを作ると、華麗なリターンエースを決めて2ブレークアップ、ゲームカウント3-0とした。

第4ゲームで大坂は30-40とピンチを迎える。なんとかしのいでデュースに持ち込むが、そこでもゲルゲスにアドバンテージを奪われる。しかし、この状況でも崩れずに2本のブレークポイントをしのいでキープする。

そこからはキープが続いたが、ゲームカウント5-2で迎えた第8ゲームが大坂のサービング・フォー・ザ・マッチとなった。ここでも大坂は終始ゲルゲスを圧倒してチャンスを与えずにキープし、第2セットを6-2で連取してベスト8進出を果たした。(テニスデイリー編集部)

※写真は「チャイナ・オープン」2回戦での大坂

(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)