「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)大会3日目、男子シングルス1回戦で世界95位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界27位のニック・キリオス(オーストラリア)に5-7、6(3)-7で敗れた。試合時間は1時…

「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)大会3日目、男子シングルス1回戦で世界95位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界27位のニック・キリオス(オーストラリア)に5-7、6(3)-7で敗れた。試合時間は1時間13分だった。

西岡は前週の「ATP250 深セン」で予選から7試合を勝ち上がり自身初、日本人男子5人目となるツアー優勝を果たした。そしてすぐさま今大会に入ってきた。今大会前には「日本での大きな大会ということもあって僕にとってもすごいワクワクしています。怪我をする前に出た時は1回戦を突破していなかった。今年こそは1回戦を突破して、さらにそれ以上を目指していく」と意気込みを語っていた。

試合は第1セット、西岡は第5ゲームでブレークを奪われるも、直後の第6ゲームでブレークバックに成功。しかし、その後西岡は2度目のブレークを奪われ、第1セットを先取された。

続く第2セットはお互い譲らず、タイブレークでの決着に。途中セットポイントを掴む場面もあった西岡だったが、残念ながらストレートで敗れた。

西岡は、試合後の記者会見で「彼(キリオス)はサービスが入るといい。あのスピードがコースに入ると取れない。リターンゲームよりも、自分のサービスゲームに集中していた。負けはしましたけど感覚的にはすごく良かった」と振り返った。

深センの予選から、休みなく連戦した西岡。「僕は一回こういう状況が続いて怪我をしてるので。正直、一番は怪我をしたくないっていうのがあって。やはり疲労はかなり溜まってる状況です」と話した。

今後については「ここから2週間ほど休んで、トレーニングに向かいます。今のところ、ポイントが取れて全豪オープンもほとんど出場決定できるぐらいのところにはいるんで。年内はオーストラリア、神戸のチャレンジャー、スポンサー大会。今のところその3つの大会で1年を終わりにする予定です」「ここからはちょっと休憩と、全豪の2週間に向けてのトレーニングですね」と話した。

今大会はダブルスにも出場の西岡。大会後はしっかりと休暇を取り、来年の「全豪オープン」本戦出場はもちろん、今後も活躍する姿に期待だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」での西岡