AFC東地区マイアミ・ドルフィンズ3勝1敗第2週@ジェッツ○20対12第3週レイダース○28対20第4週@ペイトリオッツ●7対382013年シーズン以来の開幕3連勝で順調に見えたが、ペイトリオッツ戦では大敗。「勝っていた3戦とは違い、真っ向…

AFC東地区

マイアミ・ドルフィンズ3勝1敗

第2週@ジェッツ○20対12

第3週レイダース○28対20

第4週@ペイトリオッツ●7対38

2013年シーズン以来の開幕3連勝で順調に見えたが、ペイトリオッツ戦では大敗。

「勝っていた3戦とは違い、真っ向勝負を挑むことができなかった。とにかくタネヒルにプレッシャーがかかりすぎていた」とアダム・ゲイスヘッドコーチ(HC)。QBライアン・タネヒルは被サックこそ2回だったが、プレッシャーを受け続け第3週までは121.9あったパサーレイティング第4週は47.9に低迷した。

ニューイングランド・ペイトリオッツ2勝2 敗

第2週@ジャガーズ●20対31

第3週@ライオンズ●10対28

第4週ドルフィンズ○38対7

ドルフィンズ戦でブラウンズから移籍したWRジョッシュ・ゴードンがデビュー。2捕球32ヤードにとどまったが「彼のお陰で助かった面もある。チームにいてくれてよかった」とQBトム・ブレイディも活躍を認めた。一方で、TEロブ・グロンコウスキーが足首を第3Qに負傷。第5週からWRジュリアン・エデルマンの出場停止が明けるが攻撃力低下が予想される。

ニューヨーク・ジェッツ1勝3敗

第2週ドルフィンズ●12対20

第3週@ブラウンズ●17対21

第4週@ジャガーズ●12対31

ルーキーQBの中で唯一第1週から先発しているサム・ダーノルドは、パス成功率が57.5パーセントと、先発QBの中で最低。「リズムを掴みかけてもすぐに逃してしまう」と苦戦のなかでの心境を語った。

バッファロー・ビルズ1勝3敗

第2週チャージャース●20対31

第3週バイキングス○27対6

第4週@パッカーズ●0対22

QBジョッシュ・アレンの初勝利となったバイキングス戦では22投15回成功196ヤード1TD 被インターセプトなしと好調。しかし、パッカーズ戦では33投16回成功151ヤードTDなし被インターセプト2と乱調。安定しない出来が目立つ。

AFC北地区

シンシナティ・ベルガルズ3勝1敗

第2週レイブンス○34対23

第3週@パンサーズ●21対31

第4週@ファルコンズ○37対36

第2週にRBジョー・ミクソンが膝を負傷。第4週にTEタイラー・エイファートが足首を負傷と、負傷者が目立つ。しかし、WRタイラー・ボイドが26捕球349ヤード2TDとA.J.グリーンの20捕球297ヤード5TDを上回る活躍を見せている。

ボルチモア・レイブンス3勝1敗

第2週@ベンガルズ●23対34

第3週ブロンコス○27対14

第4週@スティーラーズ○25対14

「一昨年、昨年と接戦を演じながら敗れてきた相手に勝利できたのは大きい」とジョン・ハーボーHCは同地区のライバル、スティーラーズへの勝利を喜んだ。QBジョー・フラッコのパサーレイティングが96.9と11年間のキャリアの中で最も高く、得点力が5位と攻撃が好調だ。

クリーブランド・ブラウンズ1勝2敗1分

第2週@セインツ●21対18

第3週ジェッツ○21対17

第4週@レイダース●42対45

ジェッツ戦で635日ぶりに勝利。脳震盪で退場したQBタイロッド・テイラーに変わり、ドラフト1位指名のQBベイカー・メイフィールドが出場し、14点差を逆転してみせた。レイダース戦では今季既に2度めの延長戦に突入。

ピッツバーグ・スティーラーズ1勝2敗1分

第2週チーフス●37対42

第3週@バッカニアーズ○30対27

第4週レイブンス●14対26

RBレビオン・ベルを欠いたラン攻撃は28位と低迷。QBベン・ロスリスバーガーにリーグ3位の186投を強いている。「みんなをがっかりさせてしまった」とロスリスバーガーは4度繰り返し、落胆していた。

AFC南地区

テネシー・タイタンズ3勝1敗

第2週テキサンズ○20対9

第3週@ジャガーズ○9対6

第4週イーグルス○26対23

イーグルス戦ではオーバータイムで第4ダウンギャンブルを3回連続で成功。「選手達は積極的なプレーコールが好き。大事な場面で成果が出せると彼らの練習と準備を信じている。彼らを誇りに思う」と、マイケル・ブラベルヘッドコーチ。CBマルコム・バトラー、CBアドリー・ジャクソンらDBも積極的にブリッツをしかけ、QBサックを記録したことも勝因となった。

ジャクソンビル・ジャガーズ3勝1敗

第2週ペイトリオッツ○31対20

第3週タイタンズ●6対9

第4週ジェッツ○31対12

失点、喪失ヤード、パス守備全てがトップと、期待通りの成績。一方の攻撃はQBブレイク・ボートルズが、ペイトリオッツ戦とジェッツ戦では350ヤード以上獲得。しかし、タイタンズ戦ではワズあ155ヤードと安定感がない。また、RBレオナード・フォーネットは出場していれば優秀なRBだが、負傷が多く、安定感のなさを増している。

インディアナポリス・コルツ1勝3敗

第2週@レッドスキンズ○21対9

第3週@イーグルス●16対20

第4週テキサンズ●34対37

ラン攻撃が29位と弱く、QBアンドリュー・ラックは被QB サック9回。例年通り、OLが最大の弱点だ。

ヒューストン・テキサンズ1勝3敗

第2週@タイタンズ●17対20

第3週ジャイアンツ●22対27

第4週@コルツ○37対34

OLのパスプロテクションが悪くリーグで2番目に多い17被QBサックを喫し苦戦していたQBデショーン・ワトソンだが、コルツ戦では42投29回成功375ヤード2TD被インターセプト1の活躍で初勝利を挙げた。

AFC西地区

カンザスシティ・チーフス4勝0敗

第2週@スティーラーズ○42対37

第3週49ナーズ○27対38

第4週@ブロンコス○27対23

QBパトリック・マホームズが93投62回成功896ヤード13TD被インターセプトなしと絶好調。AFC唯一の全勝チームだ。ブロンコス戦では、第4QB開始時に13対23とキャリアで初めて追いかける展開だった。「とにかく落ち着いて平常心を保とうとした。同地区のライバルに勝てて嬉しいし来週以降へのモチベーションになったよ」とマホームズは笑顔で語った。

デンバー・ブロンコス2勝2敗

第2週レイダース○20対19

第3週@レイブンス●14対27

第4週チーフス●23対27

昨年殿堂入りした元ブロンコスRBテレル・デービスから背番号30を譲り受け、話題になっていたドラフト外入団のルーキーRBフィリップ・リンジーが45回走267ヤード1TDの活躍。ルーキーRBの中でコルツRBナイヒム・ハインズに次いで2番目に早い40ヤード4秒39のスピードと、簡単には倒れない体幹の強さを武器に攻撃の主力となっている。

ロサンゼルス・チャージャース2勝2敗

第2週@ビルズ○31対20

第3週@ラムズ●23対35

第4週49ナーズ○29対27

Kカレブ・スターギスがFG2回、PATを3回失敗。「キッカーだけの問題じゃないこともあるが、とにかくなんとかしないといけない」とアンソニー・リンHC。実は昨季も5人の選手がKとして出場。FGの成功率はリーグ最悪の67パーセントと、2年連続でチャージャースはFGに頭を悩ませている。

オークランド・レイダース1勝3敗

第2週@ブロンコス20対19

第3週@ドルフィンズ20対28

第4週ブラウンズ○45対42

実は獲得ヤードで2位と攻撃は進んでいるが、QBデリック・カーが被インターセプト7回でリーグ最多。勝利に結びつかない原因となっている。LBカリル・マックを手放したことが響いているのか、失点で31の守備も敗因だ。