ATP(男子プロテニス協会)が10月1日、「楽天ジャパンオープン」開始時点でのランキングを公表した。その中で錦織圭(日本/日清食品)は12位と前週の順位をキープした一方で、西岡良仁(日本/ミキハウス)が95位と76位分もポジションを上げ、ト…

ATP(男子プロテニス協会)が10月1日、「楽天ジャパンオープン」開始時点でのランキングを公表した。その中で錦織圭(日本/日清食品)は12位と前週の順位をキープした一方で、西岡良仁(日本/ミキハウス)が95位と76位分もポジションを上げ、トップ100に返り咲いた。

錦織は前週の大会出場はなかったが、西岡は「ATP250 深セン」(中国・深セン/9月24~30日/ハードコート)に出場。決勝戦に進出すると、ピエール ユーグ・エルベール(フランス)を7-5、2-6、6-4で下して、自身初となるATPワールドツアーレベルの大会でのタイトルを獲得した。

日本人男子でツアー優勝を果たしたのは松岡修造さん、錦織圭(日本/日清食品)、杉田祐一(日本/三菱電機)、ダニエル太郎(日本/エイブル)に次ぐ5人目。2017年3月の左膝の前十字靭帯断裂という大怪我から復帰を果たして成し遂げた優勝だ。

その結果、西岡は同大会の前には世界171位だったが、一気に76人を抜いて95位と再びトップ100入りを果たした。

ほかにも、バーナード・トミック(オーストラリア)が「成都オープン」(中国・成都/9月24~30日/ハードコート)で優勝し、ランキングも123位から76位へ大きく改善させた。

その他に日本人選手としては、ダニエルが2つ順位を上げており、72位につけている。◇   ◇   ◇

【10月1日付最新ATPランキング】

順位(前週) 名前(国籍) ポイント

1.(1)ラファエル・ナダル(スペイン) 8,760

2.(2)ロジャー・フェデラー(スイス) 6,900

3.(3)ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 6,445

4.(4)フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン) 5,980

5.(5)アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 4,890

6.(6)マリン・チリッチ(クロアチア)  4,715

7.(7)ドミニク・ティーム(オーストリア) 3,825

8.(8)グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア) 3,755

9.(9)ケビン・アンダーソン(南アフリカ) 3,595

10.(10)ジョン・イズナー(アメリカ) 3,470

11.(11)ダビド・ゴファン(ベルギー) 3,275

12.(12)錦織圭(日本/日清食品) 2,520

13.(13)ファビオ・フォニーニ(イタリア) 2,225

14.(14)ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン) 2,110

15.(15)ステファノス・チチパス(ギリシャ) 1,962

16.(16)カイル・エドマンド(イギリス) 1,855

17.(17)ジャック・ソック(アメリカ) 1,850

18.(18)ボルナ・チョリッチ(クロアチア) 1,825

19.(19)ルカ・プイユ(フランス) 1,825

20.(20)ミロシュ・ラオニッチ(カナダ) 1,755

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72.(74)ダニエル太郎(日本/エイブル) 763

76.(123)バーナード・トミック(オーストラリア) 715

95.(171)西岡良仁(日本/ミキハウス) 595(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」3回戦での錦織圭

(Photo by Cynthia Lum/Icon Sportswire via Getty Images)