「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、第3シードの錦織圭(日本/日清食品)が杉田祐一(日本/三菱電機)と対戦。6-4、6-1で錦織が勝利した。試合時間は1時間22分。錦織…

「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、第3シードの錦織圭(日本/日清食品)が杉田祐一(日本/三菱電機)と対戦。6-4、6-1で錦織が勝利した。試合時間は1時間22分。錦織は同大会2年ぶり、7回目の初戦突破となった。

勝利した錦織は、2回戦でブノワ・ペール(フランス)と対戦する。ペールはニコラス・ジャリー(チリ)を破っての勝ち上がり。

第2セットも杉田のサービスから始まった。第1ゲームでブレークに成功した錦織だが、第2ゲームで杉田にブレークポイントを握られてしまう。しかし、2本のブレークポイントをしのいでキープした錦織は、続く第3ゲームでブレークポイントを握ると、フォアハンドのウィナーを決めてブレークし、序盤3ゲームを連取した。

第4ゲームで錦織は0-40と大きなピンチを迎える。1本はしのいだが、続くプレーで錦織のショットがネットを越えられずにブレークを喫し、1つ返された。しかし、続く第5ゲームで錦織はデュースに持ち込んで粘ってアドバンテージを奪うと、リターンエースを決めて再びブレークに成功、2ブレークアップに戻した。

第6ゲームでは0-30とポイントリードされた錦織だが、そこから連取してキープし、杉田にチャンスを与えない。そして第7ゲームでリターンエースを決めてデュースに持ち込んだ錦織が、このゲームもブレークして勝利を決め、日本勢同士の対決を制して2回戦進出を決めた。

錦織はこの試合、杉田に7本のブレークポイントを握られたが6本しのぎ、自身は6本中5本でブレークに成功と持ち前の勝負強さを見せた。

「出だしは硬かったですが、2セット目はすごく良いテニスが出来てきたと思います」と錦織はオンコートインタビューで答えている。(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」1回戦での錦織