「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、第3シードの錦織圭(日本/日清食品)が杉田祐一(日本/三菱電機)と対戦。第1セットは6-4で錦織が先取した。両者は今回が初の対戦とな…

「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、第3シードの錦織圭(日本/日清食品)が杉田祐一(日本/三菱電機)と対戦。第1セットは6-4で錦織が先取した。

両者は今回が初の対戦となる。同大会4年ぶり、3度目の優勝を目指す錦織は「今年はなるべく良い結果が出せるように優勝目指して頑張るので、ぜひ会場に足を運んで応援よろしくお願いします」と語っていた。同世代日本勢同士の対戦となる1回戦、日本のファンが見守るなか両者がどのようなプレーを見せるか注目される。

第1セットは杉田のサービスゲームからスタート。第2ゲームで30-40と杉田にブレークポイントを握られた錦織は、しのいでデュースに持ち込む。杉田も粘るが、ここは錦織がなんとかキープした。続く第3ゲームは杉田がラブゲームでキープし、序盤3ゲームはお互いにキープでの滑り出しとなった。

第4ゲームで錦織は再びデュースに持ち込まれ、杉田にアドバンテージを奪われる。ここもなんとかキープするが、まだ調子が出ておらずバックハンドのミスが目立つ。2度のピンチをしのいだ錦織は、第5ゲームで30-40とこの試合初めてのチャンスをつかむと、鮮やかなダウン・ザ・ラインを決めてブレークに成功し1ブレークアップ、ゲームカウント3-2とした。

第6ゲームからお互いにキープし合う展開が続く。そして第10ゲームが錦織のサービング・フォー・ザ・セットとなった。錦織はここでも落ち着いたプレーを進め、杉田にチャンスを与えることなく最後はサービスエースでキープし、第1セットを6-4で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は現在対戦中の錦織