リーグ戦2周目初戦の相手は5位の早大。前半3Pシュートと徹底したディフェスで大量リードを奪う。しかし、後半明大が失速。早大の猛追を振り払えず、64-71で逆転負け。3連勝とはならなかった。◆8・25~11・11 第94回関東大学1部リーグ…
リーグ戦2周目初戦の相手は5位の早大。前半3Pシュートと徹底したディフェスで大量リードを奪う。しかし、後半明大が失速。早大の猛追を振り払えず、64-71で逆転負け。3連勝とはならなかった。
◆8・25~11・11 第94回関東大学1部リーグ戦(駒沢屋内球技場他)
▼9・30 対早大2回戦(つくばカピオ)
明大64{24-24、25-10、7-15、8-22}71早大○
スターターは、PG綱井勇介(文4=大阪学院)、SG小林拓(営4=桐光学園)、SF須藤昂矢(営3=桐光学園)、PF森山修斗(政経4=瀬田工)、C今川友哲(営4=大阪桐蔭)。
逃げ切ることができなかった。22戦が行われるリーグ戦も折り返し、後半初戦の相手は1戦目に15点差で大敗した早大。2連勝中の明大は序盤から前試合の勢いのまま森山の3Pシュートを中心に点数を重ねる。第2クオーター(Q)は植松義也(営2=桐光学園)の3Pシュートを皮切りに連続15得点。一気に突き放す。しかし、後半明大のスコアが凍り付いた。綱井、今川の個人技で早大ディフェンスをこじ開けるも「いつも決めているシュートが決められなかった」(今川)と後が続かず。第3Qで奪った得点はわずか7点のみ。リードをじわじわと縮められ迎えた第4Qは長谷川暢(早大)の3連続3Pシュートで一気に同点に追いつかれると、早大の勢いを止めることができず残り5分で逆転を許す。その後も早大がつかんだ流れを奪うことができずに差を広げられ試合終了。15点あったリードを守り切ることができず、逆転負けとなった。
次戦は現在7位の筑波大との1戦となる。前戦は2点差で辛勝を挙げた相手だけに厳しい戦いが予想される。「前回勝っている相手だけど、挑戦する気持ちで臨む」(濱西康一監督)。接戦をモノにし再び流れをつかみたい。
[田北俊介]
試合後のコメント
濱西監督
――試合を振り返っていかがですか。
「勝たなければいけない試合だったと思います。前半は3Pシュートの確立がよかったしディフェンスも修正しながらできていたので良かったのです。後半シュートが入らなくなって悪い雰囲気になってしまった時にその雰囲気を断ち切ることができませんでした」
今川
――今日の敗因を教えてください。
「後半、いつも決めれているシュートが入らなかったのが敗因です」
――筑波大戦への意気込みをお願いします。
「まずは勝つことが大前提です。今日あった悪いところを徹底的に修正して臨みたいと思います」