■「ATP250 深セン」(中国・深セン/9月24~30日/ハードコート)男子シングルス準決勝、世界171位で予選勝者の西岡良仁(日本/ミキハウス)が第5シードで世界28位のフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に1-6、6-3、7-6(5)…
■「ATP250 深セン」(中国・深セン/9月24~30日/ハードコート)
男子シングルス準決勝、世界171位で予選勝者の西岡良仁(日本/ミキハウス)が第5シードで世界28位のフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に1-6、6-3、7-6(5)と逆転勝利。自身初のツアー決勝進出を決めた。ベルダスコとは「全仏オープン」で4時間22分にも及ぶ死闘を繰り広げ、その時は敗れていたが、今回は西岡がフルセットの激闘を制した。決勝では世界67位のピエール ユーグ・エルベール(フランス)と対戦する。
西岡は自身のTwitterアカウントで「初ATP決勝へ!!今日もめっちゃタフマッチでしたが、もう一試合に全てぶつけてきます!初タイトルに向けて明日も頑張ります!!とてもわくわくしている」と喜びと決勝への意気込みを投稿。また、ATP公式Twitterでは「ぜひここで優勝して、また100位以内に戻っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」と話す西岡の動画が投稿されている。
予選を含め今大会6試合を勝ち抜いてきた西岡。自身初のツアータイトル獲得に向け、決勝でも熱い戦いを見せてくれることに期待したい。
■「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月29日~10月7日/ハードコート)
女子シングルス1回戦、第5シードのペトラ・クビトバ(チェコ)が世界33位のダリア・ガブリロワ(オーストラリア)に2-6、1-6で敗れた。また、第6シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)は世界63位のアレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)に6-0、4-6、6(4)-7と逆転負けで初戦敗退となった。
女子ダブルス1回戦では、加藤未唯(日本/ザイマックス)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)がリュドミーラ・キチェノク(ウクライナ)/カタリナ・スレボトニク(スロベニア)に6(4)-7、4-6で敗れた。加藤/二宮は「東レ パン・パシフィック・オープン」でもキチェノク/スレボトニクと対戦。その時は加藤/二宮が勝利し、その後も勝ち進み見事優勝を果たしたが、今大会では残念ながら初戦敗退となった。
■「武漢オープン」(中国・武漢/9月23~29日/ハードコート)
女子シングルス決勝、世界20位のアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が世界27位のアネット・コンタベイト(エストニア)に6-3、6-3でストレート勝利し、キャリア通算2個目のタイトルを獲得した。◇ ◇ ◇
【9月29日 主な試合結果】
◆「ATP250 深セン」
男子シングルス準決勝
〇[Q]西岡良仁(日本/ミキハウス)1-6、6-3、7-6(5) ●[5]フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)
〇ピエール ユーグ・エルベール(フランス)7-5、2-6、7-6(8) ●[7]アレックス・デミノー(オーストラリア)
◆「チャイナ・オープン」
女子シングルス1回戦
〇ダリア・ガブリロワ(オーストラリア)6-2、6-1 ●[5]ペトラ・クビトバ(チェコ)
〇アレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)0-6、6-4、7-6(4) ●[6]エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)
〇[12]エレナ・オスタペンコ(ラトビア)6-4、7-6(3) ●マグダレナ・リバリコバ(スロバキア)
女子ダブルス1回戦
〇リュドミーラ・キチェノク(ウクライナ)/カタリナ・スレボトニク(スロベニア)7-6(4)、6-4 ●加藤未唯(日本/ザイマックス)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)
◆「武漢オープン」
女子シングルス決勝
〇アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)6-3、6-3 ●アネット・コンタベイト(エストニア)
女子ダブルス決勝
〇[6]エリース・メルテンス(ベルギー)/デミ・シヒュース(オランダ)6-3、6-3 ●[2]アンドレア・フラバチコバ(チェコ)/バーボラ・ストリコバ(チェコ)(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP250 深セン」準決勝での西岡
(Photo by VCG/VCG via Getty Images)