「レブロンがやることは、選手のキャリアにとって有益」レブロン・ジェームズが加入したレイカーズは、今シーズン大きな躍進を遂げるだろう。王者ウォリアーズの力が突出している今、レブロンの加入1年目に優勝を果たすの難しいだろうが、それでも6年ぶりの…

「レブロンがやることは、選手のキャリアにとって有益」

レブロン・ジェームズが加入したレイカーズは、今シーズン大きな躍進を遂げるだろう。王者ウォリアーズの力が突出している今、レブロンの加入1年目に優勝を果たすの難しいだろうが、それでも6年ぶりのプレーオフ進出を含め、大きな飛躍が期待できる。

レブロン加入による影響力を知っているのは、2014年からレブロンとともに戦ったキャバリアーズの面々だ。その一人であるトリスタン・トンプソンは、カイル・クーズマ、ロンゾ・ボール、ブランドン・イングラムといったレイカーズの若手が自分と同じ経験ができることをうれしく思っていると、『The Athletic』に語った。

「レイカーズの若い選手に、かつての自分と同じ機会が与えられたと思うとうれしい」と彼は言う。「僕やカイリー(アービング)、それにケブ(ケビン・ラブ)はレブロンと一緒にプレーしたことで多くのものを得られた。個人的な成功を収めることはできても、チームとしての成功はまた別物だ。彼らが、そういう成功を経験できるのは素晴らしいことだ」

トンプソンは、実際に『ヤング・レイカーズ』に直接助言を伝えたという。「彼らには、『スポンジのように吸収しろ』と伝えた。簡単ではないけど、レブロンがやることすべてが、キャリアにとって有益なものになる。だから、若い選手はあらゆる瞬間から吸収すべきなんだ」

レブロンがチームメートに求めるレベルは高く、2016年に初優勝を果たしたメンバーの一人であるトンプソンであっても、試合中にレブロンと口論になったこともあった。だが、それは勝利のために必要だったこと。トンプソンもそうした経験を経て、選手として成長できた。

『ヤング・レイカーズ』の成長なくして、レイカーズの成功はない。彼らがレブロンとプレーすることでチームに成功をもたらせれば、実りある豊かなキャリアを送れるはずだ。