元世界ランキング1位でグランドスラムシングルスで23回の優勝を誇るセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が、「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月29日~10月7日/ハードコート)への出場を取り止めて、2018年シーズンを終了する。Tennis…

元世界ランキング1位でグランドスラムシングルスで23回の優勝を誇るセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が、「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月29日~10月7日/ハードコート)への出場を取り止めて、2018年シーズンを終了する。Tennis Worldが報じた。

セレナは今年、2017年に妊娠出産などのためにツアーを離れていたところを、3月の「BNPパリバ・オープン」でツアーに復帰。一時は454位まで落ちたランキングも現在までに、16位にまで戻ってきており、上位層にカムバックしてきているところだ。

今年のセレナは、ツアー復帰を果たした「BNPパリバ・オープン」では3回戦に進出。同選手にとって復帰後初のグランドスラムとなった「全仏オープン」の結果は4回戦まで勝ち上がり、そして「ウィンブルドン」では決勝の舞台にも立った。その決勝ではアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に3-6、3-6で敗退したものの、見事に復活を果たす。

その後、セレナは「全米オープン」でも決勝に進出すると、大坂なおみ(日本/日清食品)と対戦。優勝を逃したが、グランドスラムの大会としては2大会連続でファイナリストに輝き、復帰シーズンとしては順調とも言える結果を残していた。

来年、セレナがまた新たな記録を打ち立てるかどうか期待される。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」で会見するセレナ

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)