ロジャー・フェデラー(スイス)は、2019年のクレーコートシーズンでのプレーを検討中と話した。この2年、フェデラーは芝コート、ハードコートシーズンに向けて体力を温存するため、クレーシーズンの大会は欠場していた。フェデラーはアメリカのスポーツ…

ロジャー・フェデラー(スイス)は、2019年のクレーコートシーズンでのプレーを検討中と話した。この2年、フェデラーは芝コート、ハードコートシーズンに向けて体力を温存するため、クレーシーズンの大会は欠場していた。

フェデラーはアメリカのスポーツ専門チャンネルであるESPNのインタビューで、来年のクレーシーズンについて「選択肢の一つとして考えています。今年中には決まると思います。準備やコンディショニングの計画を立てないといけませんし、12月の練習をどうするかも考えないといけないので、早めに決定したいと思っています」と答えた。

そして「これは重要なことなのは明らかです。クレーでプレーするとなると、全てが変わってきます」と続けた。

男子シングルスのグランドスラム優勝回数で史上最多の20回を誇るフェデラーだが「全仏オープン」でタイトルを獲得したのは、2009年の1回のみ。なお、グランドスラムにおいて2017年には「全豪オープン」、「ウィンブルドン」で、2018年には「全豪オープン」で優勝を果たしている。

3年振りにフェデラーがクレーシーズンの大会でプレーする姿を見ることはできるか、今後の動向に注目だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は2015年「全仏オープン」でのフェデラー

(Photo by Clive Mason/Getty Images)