「ATP250 メス」(フランス・メス/9月17~23日/室内ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)がマティアス・バッキンガー(ドイツ)と対戦。6-2、4-6、5-7とフルセットの末に錦織が敗…

「ATP250 メス」(フランス・メス/9月17~23日/室内ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)がマティアス・バッキンガー(ドイツ)と対戦。6-2、4-6、5-7とフルセットの末に錦織が敗れ、準決勝敗退となった。試合時間は2時間10分。

勝利したバッキンガーは、決勝でジル・シモン(フランス)と対戦する。シモンはラドゥ・アルボット(モルドバ)を破っての勝ち上がり。

決着のつく第3セットもバッキンガーのサービスゲームから。第2セットを辛くも落とした錦織は、第1、第3、第5ゲームといずれもブレークポイントを握ったが、すべて粘るバッキンガーにしのがれ、チャンスを活かすことができない。

それでも諦めない錦織は、第7ゲームで0-40と絶好のチャンスをつかんだ。しかし、粘り強いプレーが身上のバッキンガーにことごとくしのがれ、ここもブレークすることができない。

両者ともに決め手を欠いたまま、ゲームカウント5-6で迎えた第12ゲーム。錦織はダブルフォルトをしてしまい、0-30とポイントリードを許してしまう。アグレッシブなプレーで15-30としたが、続くプレーでクロスを攻めたショットがアウトとなり、マッチポイントを握られてしまう。そして最後はラリーの末に錦織のショットがネットを越えられず、5-7で第3セットを落として準決勝敗退となってしまった。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」準決勝での錦織

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)