9月22日、「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・東京/9月17日~23日/ハードコート)大会6日目。女子シングルス準決勝、女子ダブルス決勝が行われる。女子シングルス準決勝、第3シードで世界7位の大坂なおみ(日本/日清食品)が世界3…

9月22日、「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・東京/9月17日~23日/ハードコート)大会6日目。女子シングルス準決勝、女子ダブルス決勝が行われる。

女子シングルス準決勝、第3シードで世界7位の大坂なおみ(日本/日清食品)が世界37位のカミラ・ジョルジ(イタリア)と対戦する。両者は今回が初対戦となる。大坂は今大会ここまでの2試合をストレートでの勝ち上がり。対戦相手のジョルジは2回戦で世界2位のカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を破っている。

準々決勝後のインタビューで、日本の試合はプレッシャーに感じるかと質問され「No、全然。I feel なんか、ドキドキ」と日本語と英語を交えて答えた大坂。明日の試合は大丈夫かという質問には「OK!」と笑顔で答えていた。この勢いのまま決勝進出を決めることに期待したい。

両者の対戦は、22日13時ごろ開始予定だ。

一方、第4シードで世界8位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が世界45位のドナ・ベキッチ(クロアチア)との準決勝に臨む。両者は2014年に1度だけ対戦しており、その時はプリスコバが勝利している。2度目となる対戦で両者はどのような試合展開を見せるか。

女子ダブルス決勝では、加藤未唯(日本/ザイマックス)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)が第1シードのアンドレア・フラバチコバ(チェコ)/バーボラ・ストリコバ(チェコ)と対戦。加藤/二宮は日本人ペアとして初の同大会決勝進出を果たした。加藤は決勝進出を決めた後自身のTwitterで「東レ決勝進出。やったー。明日は獲りにいくどー!」と意気込みを投稿。

前週の「花キューピットジャパンウイメンズオープンテニス」では残念ながら準優勝となった加藤/二宮。その時の悔しさを糧に、今大会では優勝を果たすことができるか注目だ。◇   ◇   ◇

【9月22日の注目ドロー】

◆女子シングルス

準決勝

カミラ・ジョルジ(イタリア)対 [3]大坂なおみ(日本/日清食品)

[4]カロリーナ・プリスコバ(チェコ)対 ドナ・ベキッチ(クロアチア)

◆女子ダブルス

決勝

[1]アンドレア・フラバチコバ(チェコ)/バーボラ・ストリコバ(チェコ)対 加藤未唯(日本/ザイマックス)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)(テニスデイリー編集部)

※写真は「東レ パン・パシフィック・オープン」準々決勝での大坂

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)