市立下関商業高等学校(山口)【前編】 グラウンドから漂ってくる関門海峡からの潮風と伝統。1950年から3年間、大洋ホエールズ(現:横浜DeNAベイスターズ)が下関を本拠地にしていた時は練習場にも使っていたという1,000人以上収容できる観客…

市立下関商業高等学校(山口)【前編】
 グラウンドから漂ってくる関門海峡からの潮風と伝統。1950年から3年間、大洋ホエールズ(現:横浜DeNAベイスターズ)が下関を本拠地にしていた時は練習場にも使っていたという1,000人以上収容できる観客席や、1963年春優勝、夏準優勝が刻まれた甲子園出場記念碑にも誉れを感じさせるのが、下関市立下関商業高等学校である。
 そんな名門が昨夏、山口大会を制し2008年春以来となる20年ぶり9回目の夏甲子園出場。そして白樺学園(北北海道)に勝利し甲子園通算29勝目。その原動力となったのは勝敗に直結する「実践的走塁力」であった。
では、彼らはどのようにして走塁を磨いたのか?その理由は走・攻・守の総合練習「亜細亜バッティング」にあった。
http://www.hb-nippon.com/column/437-baseballclub/10395-20160316no331