現在世界ランキング1位のラファエル・ナダル(スペイン)が、10月に行われる「ATP500 北京」と「ATP1000 上海」の2大会を膝の怪我により欠場することを自身のSNSで発表した。「いつもやってきた方法で膝を回復させるために、アジアのツ…

現在世界ランキング1位のラファエル・ナダル(スペイン)が、10月に行われる「ATP500 北京」と「ATP1000 上海」の2大会を膝の怪我により欠場することを自身のSNSで発表した。

「いつもやってきた方法で膝を回復させるために、アジアのツアーには参加しないことをメディカルチーム、テクニカルチームと共に決めました」とナダルは発表。また「特に『ATP500 北京』15周年記念と、2017年に獲得したタイトル防衛の機会を逃してしまうことになり残念に思います」と投稿した。

ナダルは今季5度の優勝を含めて45勝4敗の戦績を残しており、「Nitto ATPファイナルズ」の出場権を1番乗りで獲得。レース・トゥ・ロンドンでは2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に1035ポイントの差をつけてリードしている。

「全米オープン」では、男子シングルス準々決勝で4時間48分の激闘を制しドミニク・ティーム(オーストリア)に勝利。準決勝ではフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)と対戦し、第1セットから膝に問題があると感じていたナダルは第2セット終了時に棄権した。

早い段階で回復してくれることを願うなか発表されたナダルの欠場。しっかりと休養を取り、次に出場する大会では元気な姿を見せてほしい。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」準決勝でのナダル

(Photo by Julian Finney/Getty Images)