9月19日、「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・東京/9月17日~23日/ハードコート)大会3日目。女子シングルス2回戦、女子ダブルス1回戦が行われた。女子シングルス2回戦、第3シードで世界7位の大坂なおみ(日本/日清食品)が世界…
9月19日、「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・東京/9月17日~23日/ハードコート)大会3日目。女子シングルス2回戦、女子ダブルス1回戦が行われた。
女子シングルス2回戦、第3シードで世界7位の大坂なおみ(日本/日清食品)が世界30位のドミニカ・チブルコバ(スロバキア)に6-2、6-1で勝利。準々決勝進出を決めた。全米女王として凱旋試合に臨んだ大坂は、「全米オープン」同様の圧巻のプレーで、2017年には世界4位だったチブルコバを終始圧倒。59分で決着をつけた。
また"なおみ節"として、そのコメントも大きな魅力となっている大坂。試合後のインタビューで「こんばんは」と話し始めると満員の会場からは大きな拍手が。また、インタビュアーからの呼びかけで観衆から拍手のシャワーを浴びた大坂は「ちょっと恥ずかしい。ありがとうございます」と照れながらも感謝の気持ちを伝えた。
日本のファンの目の前で、悲願の同大会初優勝を目指す大坂。見事な滑り出しで、今後の勝ち上がりも期待だ。
このほか、第2シードで世界4位のカロリーヌ・ガルシア(フランス)が世界28位のアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)に、第4シードで世界8位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)は世界33位のダリア・ガブリロワ(オーストラリア)にそれぞれストレート勝利した。
女子ダブルス1回戦では、加藤未唯(日本/ザイマックス)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)が小堀桃子(日本/橋本総業ホールディングス)/清水綾乃(日本/Club MASA)に6-4、6-3で勝利。加藤/二宮は日本人ペア同士の初戦を制し、準々決勝進出を決めた。
一方、奈良くるみ(日本/安藤証券)/尾﨑里紗(日本/江崎グリコ)はベリンダ・ベンチッチ(スイス)/アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)に1-6、4-6で、青山修子(日本/近藤乳業)/ドゥアン・インイン(中国)は第2シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/シュー・イーファン(中国)に3-6、2-6でそれぞれ敗れ、残念ながら初戦敗退となった。◇ ◇ ◇
【9月19日 主な試合結果】
◆女子シングルス
2回戦
〇[3]大坂なおみ(日本/日清食品)6-2、6-1 ●ドミニカ・チブルコバ(スロバキア)
〇[2]カロリーヌ・ガルシア(フランス)6-4、2-6、7-5 ●アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)
〇[4]カロリーナ・プリスコバ(チェコ)4-6、6-4、6-4 ●ダリア・ガブリロワ(オーストラリア)
〇[Q]アリソン・リスク(アメリカ)6-1、6-2 ●[6]ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)
◆女子ダブルス
1回戦
〇加藤未唯(日本/ザイマックス)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)6-4、6-3 ●小堀桃子(日本/橋本総業ホールディングス)/清水綾乃(日本/Club MASA)
〇ベリンダ・ベンチッチ(スイス)/アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)6-1、6-4 ●奈良くるみ(日本/安藤証券)/尾﨑里紗(日本/江崎グリコ)
〇[2]ガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/シュー・イーファン(中国)6-3、6-2 ●青山修子(日本/近藤乳業)/ドゥアン・インイン(中国)(テニスデイリー編集部)
※写真は「東レ パン・パシフィック・オープン」初戦での大坂なおみ
(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)