◆平成30年度東京六大学野球秋季リーグ戦◆    9月17日 対東大2回戦 明治神宮野球場   2回戦 1 2 3 4…

◆平成30年度東京六大学野球秋季リーグ戦◆ 
  9月17日 対東大2回戦 明治神宮野球場

 

2回戦

(立)〇川端健、江口-藤野
(東)●有坂、小林大-三鍋

 

 「強い立大」の幕開けだ!先勝して迎えた対東大2回戦、打線は藤野(営3=川越東)の三塁打などを含む15安打7得点とエンジン全開。投げては1年生ながら昨季2勝を挙げた川端健(コ1=秀岳館)が7回1失点と試合を作り、2連勝で開幕カードを奪取した。
 7打席ぶりの安打に、背番号27はベンチにいる仲間に白い歯を見せた。同点で迎えた5回2死満塁、東大・有坂(4年=城北)の投じた125㌔変化球を二遊間へ。秋季リーグ戦初安打となる逆転適時打に「ラッキーではありますけど、形より結果です」と胸をなでおろした。7回には、中超えの会心の三塁打を放ち、大きなガッツポーズも。「走者もいなかったのでゾーンにきたら思いっきり叩こうと。結果に繋がって良かったです」と目を細めた。
 先制点を取られても、仲間の援護を信じ続けた。初回に3安打を放たれ先制のホームを許したものの、「チームのために1点でも少なく抑えるだけです」。宣言通り、強心臓の背番号21はその後7回までに得点を許すことはなく、今日の勝利投手に。自身3つ目の白星を挙げ、「今シーズンで目標の4勝に向けて、あと3勝。まずはチームのために、頑張っていきます」と息巻いた。

チームはストレートで開幕カードを奪取と勢いに乗っている。が、「序盤にもっとプレッシャーをかけないと」(主将・松﨑=文4。横浜)と課題が残るのもまた事実。次週は春季3位の早大と対戦する。今週の課題を払拭し、2連勝で優勝への望みをつなげていく。

 

 

(9月17日・桒原由佳)
 

藤野は5回、勝ち越しの適時内野安打を放った

◆コメント◆

溝口監督(90年度卒=湘南)
「きちんと連勝し、勝ち点を取れて良かったです。前半押され気味な試合展開でもう少し前半から優位に進めることができればさらに良かったです。来週は前半戦の山場なのでどうしても勝ち点を取る必要があります。何としても勝ち切りたいです。」 

3打数3安打、全打席で出塁の松崎主将#10
「後半の戦いは良かったですが、前半でもっとプレッシャーを掛けられれば良かったと思います。打席ではシンプルに、あまり何も考えずにいこうと話していました。早大戦は僅差の戦いになると思うので最終的に1点を多く取って勝てればよいと思います。」 

5回の決勝打を含む2安打 藤野#27
「昨日は安打は出ませんでしたが、感覚は悪くなかったのでしっかりと調整してリーグ戦に臨めたと思います。5回はラッキーなヒットでしたがあの場面では形より結果なので良かったです。」 

7回を投げ1失点。今季初勝利を挙げた川端健#21
「初回の入りで1点取られてしまったのですが、その後の失点は食い止められて良かったです。春と比べてデータも取られているとは思いますが、その中で抑えるのが投手なので、攻める気持ちを忘れずにかわしながら投げていきたいと思います。」

4打数2安打2打点、飯迫#7
「打点が2つついたので個人としては満足です。この調子でヒットも打ち続けていきたいです。峯本(コ4=大阪桐蔭)にも初安打が出たので、チームも勢いづいていくと思います。」