1日、ソフトバンクは育成の石川柊太(いしかわ・しゅうた)と支配下契約を結んだことを発表。それに伴い、石川の背番号は134から29に変更された。■背番号29に「この番号に恥じない選手に」 1日、ソフトバンクは育成の石川柊太(いしかわ・しゅうた…

1日、ソフトバンクは育成の石川柊太(いしかわ・しゅうた)と支配下契約を結んだことを発表。それに伴い、石川の背番号は134から29に変更された。

■背番号29に「この番号に恥じない選手に」

 1日、ソフトバンクは育成の石川柊太(いしかわ・しゅうた)と支配下契約を結んだことを発表。それに伴い、石川の背番号は134から29に変更された。

 創価大学出身の石川は、2013年の育成ドラフトで1位指名を受けて入団。2年間は故障に苦しんできたが、3年目の今季は、ウエスタン・リーグで4試合に登板し2勝0敗、防御率2.50の成績を残している。

 6月26日のオリックス戦では、高橋純平、松本佑樹の高卒ドラフト1位コンビの後を受けて3番手で登板。最速153キロをマークし、3イニングを無失点に抑えて完封リレーを完成させた。

 会見に臨んだ石川は「両親や大学の監督・コーチなど、応援してくれるたくさんの方々のためにがんばってきた。そういう方々に恩返しができたことがうれしい」と笑顔を見せながら、次なる舞台への豊富を語った。

■大学の先輩にヤクルト小川、「すごく尊敬しているし目標にしている」

「自分の強みはストレートの球威。球界を代表する打者に投げてみたい。自分の力がどれくらい通用するのか、ドキドキワクワクした気持ち。ホークス投手陣はとても層が厚いが、今までも自分がやるべきことを明確にしてやってきた。ストイックに自分をみつめて(1軍の投手枠に)割って入りたい」

 背番号29は、大学の先輩として「すごく尊敬しているし目標にしている」というヤクルト・小川泰弘と同じ番号となる。

「すごくいい番号。この番号に恥じない選手になりたいし、小川さんにも負けないようにがんばりたい」

 武田翔太、東浜巨、千賀滉大といった若手右腕が1軍ローテに定着して成長を続ける中、石川は、高橋純平や松本佑樹とともに来季以降の先発ローテ入りを争う存在になりそうだ。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura