6月27日から始まるウィンブルドンを前に、男子テニス世界ランク10位のリシャール・ガスケが会見し、今大会への意気込みを語った。ガスケは過去にウィンブルドンで2度、準決勝に進出している。ガスケは23日に行われたエキシビションマッチで錦織圭に2…

6月27日から始まるウィンブルドンを前に、男子テニス世界ランク10位のリシャール・ガスケが会見し、今大会への意気込みを語った。ガスケは過去にウィンブルドンで2度、準決勝に進出している。

ガスケは23日に行われたエキシビションマッチで錦織圭に2-6、1-6で敗れたが、この試合の目的は勝敗でなく本番に向けてグラス(芝)コートでのプレーを確認すること。その観点からガスケは「良い準備ができている」と自信をのぞかせた。

「全仏オープンで良いプレーができた。ウィンブルドンに自信を持って臨む。昨年のウィンブルドンで4強に残ったし、グラスコートは好きだ。簡単な試合はないが準備はできている」

赤土の全仏から芝のウィンブルドンへ。ふたつのサーフェスの違いと対応についてガスケは、「グラスコートとスピンの多いボールは、あまり相性が良くない。だから回転数の少ないボールを打つことになる」と話した。

「クレーではバックハンドでスピンをたくさんかけていたが、グラスコートではそうはいかない場面もあるだろう。だけど好きなサーフェスだよ」

ウィンブルドンでは2度ベスト4まで残れたし、好きな舞台だよと言うガスケ。開幕を心待ちにしている。