男子テニス世界ランク3位のロジャー・フェデラーが、ウィンブルドン初戦を前に大会にかける意気込みを語った。今季は度重なるケガに苦しめられたフェデラーだが、この大会が流れを変えるきっかけになるかもしれないと話している。2003年に初優勝を果たし…
男子テニス世界ランク3位のロジャー・フェデラーが、ウィンブルドン初戦を前に大会にかける意気込みを語った。今季は度重なるケガに苦しめられたフェデラーだが、この大会が流れを変えるきっかけになるかもしれないと話している。
2003年に初優勝を果たしてから、フェデラーはウィンブルドンで通算7度のシングルス優勝がある。これは男子では史上最多タイ記録。ファンは単独での最多記録を期待している。
だが道のりは険しい。今年35歳になるフェデラーはケガに悩まされ、長期離脱を強いられた。今季はまだATPツアータイトルの獲得がない。最も得意とするウィンブルドンにかけるため、今季は全仏オープンを欠場した。
「私は何よりもこのトーナメントが好きだ。今シーズンの流れを変える大きな転機になるかもしれない」と期待する大会を前に、フェデラーはシュツットガルトとハレで行われた大会に出場した。ふたつの大会でベスト4まで進み、10日間で7試合を戦ったことは「ウィンブルドンに向けて、テストをパスできたと感じている。それは重要なことだ」と話している。
復活を期すフェデラーにはファンから、「復活の勇姿が見たい。頑張ってください」「ロジャーの優勝が見たい!」「今年こそフェデラー優勝お願いします」「フェデラーのウィンブルドン優勝がまた見れたら絶対に泣く」など応援のコメントが寄せられている。
優勝についてフェデラーは、「現時点では考えられない。それは遥か先のこと。優勝候補はノバクやアンディだろう」としているが、ふたりの位置まで再び自分を高めたいと狙っている。
ロジャー・フェデラー 参考画像(c) Getty Images