テニスのウィンブルドン選手権で6月30日、男子シングルス2回戦が行われた。世界ランク6位の錦織圭は同547位のジュリアン・ベネトーと対戦し4-6、6-4、6-4、6-2で勝利した。錦織は第1セット第10ゲームでブレークを許し、格下相手にセッ…

テニスのウィンブルドン選手権で6月30日、男子シングルス2回戦が行われた。世界ランク6位の錦織圭は同547位のジュリアン・ベネトーと対戦し4-6、6-4、6-4、6-2で勝利した。

錦織は第1セット第10ゲームでブレークを許し、格下相手にセットを先取される苦しい展開でスタート。試合途中にはゲリーウェバー・オープンで左わき腹の治療を受ける場面も見られた。

それでも第2セット以降に立て直し逆転で3回戦進出を決めた。心配そうに見つめるコーチ陣の前で勝利した錦織は、「彼が良い入り方をしたので簡単ではありませんでした」と立ち上がりの苦戦を振り返った。

心配される左わき腹の状態については、「まだ少し痛むときがある。良い状態へ持っていこうとチームの助けを借りて、できるだけのことはやっている」と答えている。

3回戦の相手は42位のアンドレイ・クズネツォフ。ふたりの対戦成績は過去1勝1敗、直近では今年の全仏オープンで対戦して錦織が勝っている。

錦織圭(左)がジュリアン・ベネトーに勝利(2016年6月30日)(c) Getty Images

錦織圭(左)がジュリアン・ベネトーに勝利(2016年6月30日)(c) Getty Images