「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝で第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)と対戦。6-3、7-6…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝で第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)と対戦。6-3、7-6(4)、6-3のストレートでジョコビッチが勝利し、自身3度目となる「全米オープン」優勝を決めた。これでジョコビッチのグランドスラムタイトルは14個となり、男子歴代3位のピート・サンプラス(アメリカ)に並んだ。

ジョコビッチは今年の「ウィンブルドン」に続き、グランドスラム2大会連続で優勝したことになる。

第1セット、第2セットをともに接戦でものにしたジョコビッチ。そして第3セットはジョコビッチのサービスから。第4ゲームでブレークを果たしたジョコビッチだが、直後にブレークバックを喫し、リードを作ることができない。

そこからはお互いにキープが続く。そして第8ゲームでデル ポトロのダブルフォルトによってジョコビッチが15-40と2本のブレークポイントを握った。このチャンスで長いラリーを制したジョコビッチがブレークに成功し、ゲームカウント5-3と再び先行した。

そしてジョコビッチのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第9ゲーム。最後まで諦めないデル ポトロだったが、それを振り切ったジョコビッチが第3セットを6-3で取り、ストレートで勝利を決めて「全米オープン」3度目の優勝を果たした。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」決勝でのジョコビッチ

(Photo by Al Bello/Getty Images)