「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会12日目、男子シングルス準決勝で第21シードの錦織圭(日本/日清食品)が第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。錦織は3-6、4-6、2-6のス…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会12日目、男子シングルス準決勝で第21シードの錦織圭(日本/日清食品)が第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。錦織は3-6、4-6、2-6のストレートで敗れ、4年ぶりの決勝進出はならなかった。。試合時間は2時間22分。

勝利したジョコビッチは3年ぶり3度目の優勝をかけて、決勝で第3シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)と戦う。デル ポトロは第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)に対し、セットカウント2-0とリードしたところでナダルが途中棄権しての勝ち上がり。

第3セットは錦織のサービスゲームから。2セットダウンとされ、後が無くなった錦織は第3ゲームでブレークを喫し、またしても追う展開となった。さらに第5ゲームでもブレークポイントを握られたが、なんとか粘ってキープした。

錦織はなんとかブレークのチャンスを作りたいが、盤石のプレーを展開するジョコビッチに隙が見つからない。そこに錦織のミスが重なり、ピンチを迎えてしまう。第7ゲームでまたも15-40と2本のブレークポイントを握られると、錦織はここをしのぎきることができずにブレークされ、ゲームカウント3-5とされた。

そして第8ゲームがジョコビッチのサービング・フォー・ザ・マッチとなった。錦織は最後まで粘りを見せたが、一矢を報いることができずに第3セットも2-6で落とし、ストレートで敗れて準決勝敗退となった。

錦織は、いつも以上に粘りのあるプレーを見せたが、BIG4の一角であり、難敵でもあるジョコビッチからブレークを奪うことができなかった。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」準決勝での錦織圭

(Photo by Elsa/Getty Images)