日本人初となるグランドスラム制覇も見えてきた。2018シーズン最後のグランドスラム(四大大会)で、アメリカ・ニューヨークにて開催中の全米オープンテニス。大坂なおみは日本女子史上初のグランドスラムでの決勝進出。女王・ウィリアムズと対戦する。…

 日本人初となるグランドスラム制覇も見えてきた。2018シーズン最後のグランドスラム(四大大会)で、アメリカ・ニューヨークにて開催中の全米オープンテニス。
大坂なおみは日本女子史上初のグランドスラムでの決勝進出。女王・ウィリアムズと対戦する。

 一方、錦織圭は日本時間9月8日(土)の早朝に準決勝でジョコビッチと対戦、日本テニス史上初の男女GS同時決勝進出が掛かる。

 

大坂なおみ Getty Images

 

 

 全米オープンテニスを独占生中継しているWOWOWにも加入受付の電話が殺到。WOWOW側もより簡単な手続きのWEBからの手続きを加入希望者に進める等、嬉しい悲鳴をあげている。

 そんなWOWOWから準々決勝の激戦を制した錦織圭へ解説・伊達公子さんがインタビューした内容が届いた。

 錦織の準々決勝の対戦相手は、2014年の全米オープン決勝でストレート負けを喫し、辛酸をなめたマリン・チリッチ選手。それから4年、4時間8分のフルセットに及ぶ死闘は、錦織選手の鮮烈なリターンエースで決着した。

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錦織圭、大坂なおみがグランドスラムを征する可能性(http://cocokara-next.com/athlete_celeb/possibility-to-win-a-grand-slam/)

錦織「自分のテニスが100点ではなかったので、耐えるしかなくて。」

 

錦織圭 Getty Images

 

伊達:おめでとうございます。非常にタフな相手に、タフな試合で4時間を超える試合でした。最後まで自分を信じることができていたのか、そして葛藤もたくさんあったと思いますが、どういうふうにハンドリングしていたのでしょうか?

錦織:今日は正直苦しかったですね。自分のテニスが100点ではなかったので、耐えるしかなくて。自分の葛藤と戦いながら、1ポイントずつ戦いました。最後若干良くなったんですけど、あまり良くないなかでも戦うことだけを考えてプレーしました。

伊達:5セット目、どういう気持ちで入ったのか教えてください。

錦織:なるべく過去をあまり考えずに、4セット目あまり良くない落とし方でしたけど、冷静にプレーすればチャンスは来ると思っていたので。リターンに集中して、少しずつリズムを上げていくことを意識していました。最後は特に集中しましたね。リターンが命だと思っていたので、どっちに来てもいいように準備して。読みが当たったところもあったので、良かったですね。

伊達:最後のリターンエースは狙っていたんですか?

錦織:100%こっちに来ると思っていたので、フォア待っていました。

伊達:次に向けて、どういう心構えをしていかないといけないと思いますか?

錦織:正直、もうちょっとレベルを上げたいですね。アンフォーストエラー(自分のエラー)も多かったので。サーブも、特に出だし、ファーストが入らなくて苦しんだところもあったので。色々調整して、体も戻して迎えたいです。

伊達:ゆっくり回復してください。
 

 錦織選手の準決勝、N.ジョコビッチ戦は9月8日(土)4時55分からWOWOWで生中継する。

■全米オープンテニス 第12日男子シングルス準決勝
9/8(土)午前4:55 WOWOWライブ
※錦織圭出場

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]