「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)で、日本人女子として初めての同大会ベスト4進出を果たした大坂なおみ(日本/日清食品)。試合後にWOWOWのスタジオでインタビューに答えた。まず、快挙を果たした今の…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)で、日本人女子として初めての同大会ベスト4進出を果たした大坂なおみ(日本/日清食品)。試合後にWOWOWのスタジオでインタビューに答えた。

まず、快挙を果たした今の心境を聞かれた大坂は「歴史を塗り替えたことは意識していなかったけどよかったです」「ちょっとびっくりした(日本語で)」と話した。準々決勝のコートに向かった時は「何よりも自分に集中すること」を意識していたようだ。

大坂は、3月の「BNPパリバ・オープン」で自身初のツアータイトルを獲得。この優勝による今の自信について聞かれると「前哨戦も含めて、この大会の勝ち上がりはすごく自信になっているので今は自信満々で、自分を信じることができれば大丈夫」と頼もしいコメントをした。

次戦の相手、第14シードのマディソン・キーズ(アメリカ)とは、2016年「全米オープン」でも対戦。大坂はセットカウントイーブンで迎えた第3セット、5-1とリードしていたにも関わらずセットを落として敗れていた。

どういうテニスをすればキーズに勝てるか、という質問には「二人とも2年前の対戦以来はとても成長した。私に関しては、例えば同じく5-1のリードがあれば絶対その時に試合を終える自信がある。今回は何をすべきか私の頭の中ではっきりしている」と大坂は話した。

最後はいつものように、日本語でファンに向けて「次の試合は頑張ります。(応援)ありがとうございます。バーイ」と笑顔で手を振った。コメントからも自信をのぞかせる大坂、準決勝も勝利なるか注目だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」準々決勝での大坂

(Photo by TPN/Getty Images)