「世界保健機関:World Health Organization(WHO)」は、9月5日、成人のアクティビティに関す…
「世界保健機関:World Health Organization(WHO)」は、9月5日、成人のアクティビティに関する推定値(原題:『Launch of new global estimates on levels of physical activity in adults』)を発表しました。
全世界における「大人の4人に1人以上」が運動不足
WHOの発表によれば、世界の大人の4人に1人以上にあたる28%(14億人)は運動不足であるといいます。
さらに、この推定値は性別や所得によって増減します。女性は男性よりも運動不足であり、その差は8ポイント以上(男性23%に対して女性は32%)。さらに、高所得国は37%もの成人が運動不足で、中所得国の26%、低所得国の16%に対してかなり高い数値となっています。
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こうした数字が多いのか少ないのかという議論は難しいところですが、1番の問題は運動不足の割合が、2001年以来ほとんど変わっていないという点にあります。
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運動不足は、心血管疾患やがん、さらには糖尿病、精神的健康状態を含むいくつかの不健康につながります。WHOは、2025年までに10%、2030年までに15%と、運動不足を減らすグローバル行動計画を立案しています。

多忙な毎日を生きる現代人にとって、運動を定期的に行うことは決して簡単ではありません。しかし、一方で運動不足が引き起こす弊害もあるということを、一人ひとりがしっかりと頭に入れて行動を起こすべきともいえるでしょう。
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<Text:辻村/Photo:Getty Images>