現地の9月4日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)大会9日目。男子シングルス準々決勝、男子ダブルス準々決勝、女子シングルス準々決勝、女子ダブルス準々決勝、混合ダブルス準々決勝が行われる。男子シング…

現地の9月4日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)大会9日目。男子シングルス準々決勝、男子ダブルス準々決勝、女子シングルス準々決勝、女子ダブルス準々決勝、混合ダブルス準々決勝が行われる。

男子シングルス準々決勝で、前年覇者ラファエル・ナダル(スペイン)が第9シードのドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦する。過去の対戦成績はナダルの7勝3敗で11回目となるが、ハードコートでの対戦は今回が初となる。

準々決勝について「彼(ティーム)は非常に強い選手。勝ち残りたいと思うなら、わたしは今大会最高の試合をしなければなりません」と話すナダル。「クレーコートで彼(ナダル)に勝つこと、あるいは彼と対戦することは、スポーツにおける最大のチャレンジの1つだと思います」と話すティーム。

6月の「全仏オープン」決勝以来となる両者の対戦は、日本時間5日午前10時ごろ開始予定だ。

一方、2009年「全米オープン」覇者のフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は第11シードで地元のジョン・イズナー(アメリカ)と対戦。過去の対戦成績はデル ポトロの7勝4敗で、今シーズンは「全仏オープン」4回戦でも対戦していた。

デル ポトロはイズナーとの対戦について「両者にとってよい挑戦となるだろう。試合で何が起こるか分からない。本当にタフな試合になるだろう」と話している。両者がどのような戦いを見せるか。

女子シングルス準々決勝では、シングルスでグランドスラムタイトルを23個獲得しているセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が第8シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦する。両者の対戦成績は1勝1敗。

2016年「全米オープン」準決勝以来となる両者の対戦は、日本時間5日午前8時に開始予定。

一方、前年覇者のスローン・スティーブンス(アメリカ)は第19シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)と対戦する。両者は前年の「全米オープン」準々決勝でも対戦しており、今大会ではどちらが準決勝への切符を掴むか。◇   ◇   ◇

【9月4日の注目ドロー】

◆男子シングルス

準々決勝

[1]ラファエル・ナダル(スペイン)対 [9]ドミニク・ティーム(オーストリア)

[3]フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)対 [11]ジョン・イズナー(アメリカ)

◆男子ダブルス

準々決勝

オースティン・クライチェク(アメリカ)/テニス・サングレン(アメリカ)対 [7]ルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)

◆女子シングルス

準々決勝

[17]セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)対 [8]カロリーナ・プリスコバ(チェコ)

[3]スローン・スティーブンス(アメリカ)対 [19]アナスタシア・セバストワ(ラトビア)

◆女子ダブルス

準々決勝

[6]ルーシー・ラデッカ(チェコ)/エカテリーナ・マカロワ(ロシア)対 [2]ティメア・バボス(ハンガリー)/クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)

◆混合ダブルス

準々決勝

[WC]クリスティーナ・マクヘイル(アメリカ)/クリスチャン・ハリソン(アメリカ)対 [5]アンドレア・フラバチコバ(チェコ)/エドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」4回戦でのナダル

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)