「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)男子シングルス4回戦で錦織圭(日本/日清食品)がフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)に6-3、6-2、7-5のストレートで破り、自身3度目となるベスト8進出。…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)男子シングルス4回戦で錦織圭(日本/日清食品)がフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)に6-3、6-2、7-5のストレートで破り、自身3度目となるベスト8進出。試合後に、錦織はWOWOWのスタジオに登場しインタビューに応じた。

まず、対戦相手のコールシュライバーについて聞かれた錦織は「練習もよくしますし、試合もしたことのある選手なので何をすべきかはしっかり頭に入れて試合に入りました」と話した。

錦織がじわりじわりと相手を追い詰めていく感覚が素晴らしいなと思った。そこはどうですか、という質問には「焦らないことは意識していました。やっぱり、特に今日の相手には自分が攻めないと時間を与えてしまうと強い選手なので、そこは意識して攻めるようにしました」と試合中に意識したことを明かしていた。

また、課題にしていたフォアハンドについて錦織は「相手のスライスに対して結構いい球を返せていたのでフォアの調子は今日も良かったです」と語った。

ガッツポーズなど、自分を奮い立たせる部分が多くみられることには「なるべくポジティブにいることは特に今週意識してますし、自分を奮い立たせていいプレーを呼び出すというか、ネガティブにならないようにしています」と話す錦織。

そして「自信がついているおかげで、大事なポイントも自分から攻めることができてますし守りにならないように気持ちを強く持ってこれからもいきたいですね」と話した。

振り返りの最後では、試合が終わった後しゃがみ込む場面もありましたがという質問に、錦織は「彼のプレーがよくなりだしていたところもあったので、上手く押さえ込んで終われたのがほっとしましたね」と話した。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での錦織

(Photo by Chaz Niell/Icon Sportswire via Getty Images)