「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会8日目、男子シングルス4回戦で第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)が世界ランキング55位のジョン・ミルマン(オーストラリア)と対戦。第1セットは6-3…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会8日目、男子シングルス4回戦で第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)が世界ランキング55位のジョン・ミルマン(オーストラリア)と対戦。第1セットは6-3でフェデラーが先取した。

フェデラーは3回戦でニック・キリオス(オーストラリア)をストレートで破っての勝ち上がり。対キリオス戦では芸術的なポール回し(ボールをネットのポール横を通し、相手のコートに入れること)を決め、これには思わず対戦相手キリオスも大きく口を開け、驚愕の表情を見せるというシーンもあった。

そんなフェデラーは4回戦の相手ミルマンに対し過去1勝0敗、2015年の「ブリスベン国際」で対戦した時はフルセットで逆転勝利した。試合前のインタビューでフェデラーは「今日はタフな試合になるだろうし、いい試合にしたい」と話し、一方のミルマンは「今日はベストなプレーをしなければならない」と話した。

この試合はビル・クリントン元大統領も客席で観戦。第1セットはフェデラーのサービスゲームから始まった。フェデラーはいきなりブレークポイントを握られるも、そこからは落ち着いてキープした。すると直後のゲームではラブゲームで、早々にブレークに成功。

フェデラーの3-1で迎えたサービスゲームでは、2連続ダブルフォルトという珍しいシーンもあったが、結局は1ブレーク差を守り試合を進めた。

そして5-3で迎えたサービング・フォー・ザ・セット。一時デュースまで持ち込まれるも、3回目のセットポイントでキープし、第1セットを先取した。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」3回戦でのフェデラー

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)