現地の9月2日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)大会7日目。男子シングルス4回戦で、第3シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)が第20シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)に…

現地の9月2日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)大会7日目。男子シングルス4回戦で、第3シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)が第20シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)に6-4、6-3、6-1で勝利した。試合時間は2時間4分。

勝利したデル ポトロは準々決勝で、第11シードで地元のジョン・イズナー(アメリカ)と対戦予定だ。

デル ポトロは2009年「全米オープン」で優勝を果たし、前年の同大会ではベスト4入り。現在、自己最高となる世界ランキング3位で、今大会すべてストレートで勝ち上がってきた。

対戦相手のチョリッチは世界ランキング20位の21歳。6月の「ATP500 ハレ」でキャリア通算2個目のタイトルを獲した。デル ポトロとチョリッチは今回が初めての対戦となった。

試合は第1セット、第4ゲームで先にデル ポトロがブレークするも、第7ゲームでブレークバックされる。しかし5-4で迎えたリターンゲーム、デル ポトロが再びブレークポイントを握った。3本は凌がれたものの、チャンスを活かしたデル ポトロがブレークし、セットを先取した。

続く第2セットでも第4ゲームでデル ポトロがブレーク。そのままリードを保ってセットを連取。そして第3セット、デル ポトロは第2ゲームから6ゲーム連取して、ストレートで勝利。3年連続、6回目のベスト8進出を決めた。

ATP公式サイトによると、ここまでの4試合をストレートで勝ち上がっているデル ポトロは「すべての試合をストレートで勝利することは、体、脚、体調にとって重要だ」「しかし、結局すべての試合は新しい戦いであり、その時には100%でいなければならない。3セットでの勝利か5セットでの勝利かに関わらず、次戦は新しい試合となる」と4回戦の後に語った。

またデル ポトロは、過去7勝4敗の相手イズナーとの次戦について「両者にとってよい挑戦となるだろう。試合で何が起こるか分からない。本当にタフな試合になるだろう」と話した。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」4回戦でのデル ポトロ

(Photo by Steven Ryan/Getty Images)