現地の9月2日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)大会7日目。男子シングルス4回戦で、第9シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第5シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)に7-5、6-2…

現地の9月2日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)大会7日目。男子シングルス4回戦で、第9シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第5シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)に7-5、6-2、7-6(2)で勝利した。試合時間は2時間37分。ティームは「全米オープン」では初の準々決勝進出を決めた。

勝利したティームは準々決勝で、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦予定だ。

世界ランキング9位のティームは、力強い片手バックハンドが特徴。6月の「全仏オープン」では準優勝。7月の「ウィンブルドン」では背中の辺りを痛めた様子で、1回戦途中で棄権していた。

一方のアンダーソンは世界ランキング5位で、前年の「全米オープン」では準優勝の結果を残していた。

試合は第1セット、序盤はお互い譲らずキープが続く。しかし、第11ゲームでティームはブレークに成功。セットを先取した。続く第2セットは、ティームが第1ゲームからいきなりブレークに成功。その後、第7ゲームでもブレークを奪いセットを連取した。

そして第3セット。第1セットと同様にお互いキープが続き、タイブレークに突入。タイブレークでは2-2からアンダーソンのミスもありつつも、ティームが5ポイント連取でセットをものにした。

ATP公式サイトによると、ティームは「今日のサービスは本当に、本当にうまくいった。完璧なパーセンテージではないが、最初のサービスゲームでは、ほとんどの点を作ることができた」と話した。

また、この試合1度もブレークポイントを握られなかったティームは「1回もブレークポイントに直面しなかった。サービスゲームにそれほど大きなプレッシャーを感じなかった」「パフォーマンスに満足している」と自身のプレーを振り返った。

そして、自身のTwitterで「いい試合だった!素晴らしい観客たち!ありがとうニューヨーク!」とつづった。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのティーム

(Photo by Elsa/Getty Images)