インタビューでの天然な受け答えやジョークでも愛される、大坂なおみ(日本/日清食品)。「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)3回戦でアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)に6-0、6-0のいわゆる…

インタビューでの天然な受け答えやジョークでも愛される、大坂なおみ(日本/日清食品)。「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)3回戦でアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)に6-0、6-0のいわゆる「ダブルベーグル」で勝利後、記者会見でも茶目っ気のある回答で記者たちの笑いを誘った。

女性記者から、前回ダブルベーグルで勝った時のことを覚えていますか、と聞かれた大坂は「はい。夢の中であなたと対戦しました」といきなりジョークを飛ばした。これには記者会見場の記者たちも思わず大爆笑、女性記者がそれについては個人的に教えていただくとして...と軌道修正しようとすると、大坂も思わず少し笑いながら「すみません」と話した。

実際のところについては「すごく前のことだと思います。以前にもあったように思いますけど、多分15歳とか、それくらいの頃です。ずいぶん前です」と話すも、女性記者からその試合の対戦相手を覚えているかと聞かれると、「You」と再び冗談を言い、笑いを誘った。

その後はゲン担ぎについて聞かれると、試合前にはいつも同じ朝食などを食べるという。「スモークサーモンを載せたベーグルを、もう500個も食べたような気がします。ここではそれを食べています」

一方、自身のテニスが今キャリア最高だと思うかと聞かれると、真面目な顔つきで「ネガティブなことは言いたくありませんけど、最高のテニスをしてるとは思っていません。もっとうまくできることがあると、いつも感じるからです。これは私のすごい長所でもありますが、悪い面でもあります。満足することがないので」「それでも、もちろん進歩してると感じますし、それはとてもいいことで、この調子でいきたいです」と答えた。

その発言でも楽しませてくれる大坂、今後の活躍にも目が離せない。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」2回戦での大坂

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)