「全米オープン」（アメリカ・ニューヨーク／8月27日～9月9日／ハードコート）大会3日目、第5シードのケビン・アンダーソン（南アフリカ）はジェレミー・シャルディ（フランス）との男子シングルス2回戦を6-2、6-4、6-4で突破した。試合時間…

「全米オープン」（アメリカ・ニューヨーク／8月27日～9月9日／ハードコート）大会3日目、第5シードのケビン・アンダーソン（南アフリカ）はジェレミー・シャルディ（フランス）との男子シングルス2回戦を6-2、6-4、6-4で突破した。試合時間は1時間57分だった。

試合では格上のアンダーソンが序盤からリードを確保。第3ゲームでは同選手がリターンに回ると、シャルディのミスやダブルフォルトから、ブレークのチャンスを獲得した。

シャルディのサービスエースで足踏みしたものの、アンダーソンは続くポイントでフォアのウィナーを放って得点。1ブレークアップのリードを手にした。

さらに第7ゲームでもアンダーソンは、シャルディの連続ダブルフォルトから幸運なポイントを重ねると再び2ブレークポイントに。1失点の後にアンダーソンがブレークポイントをものにし2ブレークアップと大きくリードした。最後は自身のサービスゲームをきっちり締めて、同選手が第1セットを手にした。

第2セットに入ってもアンダーソンは優位を保ったまま展開。第1ゲームでいきなり、アンダーソンはデュースにもつれ込んだものの、シャルディのサービスゲームでチャンスを掴んだ。

すると同ゲームの3度目のデュース、2度目のブレークポイントで、アンダーソンがシャルディのバックハンドでのアンフォーストエラーから得点。セット開始直後に1ブレークアップとした。

結局第2セットはそのままアンダーソンが6-4で確保。2-0とし、白星まであと1セットに迫った。

第3セット序盤までは拮抗した流れが続いたものの、アンダーソンが第5ゲームに試合を動かした。シャルディにアンフォーストエラーが出たほか、アンダーソンのフォアとバック双方でのウィナーで得点となり、2ブレークポイントに。最後はアンダーソンがバックハンドのウィナーを放ち、ブレークを達成し、3-2とリードした。

結局、アンダーソンはこのリードを守り切り、第3セットも確保。3回戦への進出を決めた。

アンダーソンは続く3回戦でデニス・シャポバロフ（カナダ）と対戦する予定だ。（テニスデイリー編集部）

※写真は「全米オープン」1回戦でのアンダーソン

(Photo by Elsa/Getty Images)