現地の8月28日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)大会2日目。男子シングルス1回戦で、第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)がマリウス・コピル(ルーマニア)と対戦。コピルが途中棄権し、7-5…

現地の8月28日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)大会2日目。男子シングルス1回戦で、第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)がマリウス・コピル(ルーマニア)と対戦。コピルが途中棄権し、7-5、6-1、1-1でチリッチが勝利した。試合時間は1時間35分。

チリッチは世界ランキング7位で、2014年「全米オープン」の優勝者。今シーズンは6月の「ATP500 ロンドン」で1個タイトルを獲得している。対戦相手のコピルは世界ランキング82位。今シーズンは2月の「ソフィア・オープン」で準優勝している。

試合は第1セット、チリッチは序盤で2度ブレークされ1-5に。しかしそこから6ゲーム連取して第1セットを先取した。続く第2セットは、調子を上げたチリッチが第1ゲームから5ゲーム連取。そのままリードしてセットを連取した。

そして第3セット、ゲームカウント1-1で迎えた第3ゲームで相手コピルが棄権。チリッチの勝利が決まった。

ATP公式サイトによると、チリッチは試合後「明らかに私はスロースタートだった。第1セット序盤、私は2度ブレークを喫した。いくつかの簡単なボールをミスして、普段しないようなアンフォーストエラーをおかしてしまった」と振り返った。

また「たぶん試合を重ねるごとに、良くなってゆくだろう。私はここでプレーすることをいつも楽しんでいる。全米オープンは好きなグランドスラムの一つで、優勝して最高の結果を出した場所の一つでもある。だから素晴らしいテニスができればと思っている」と語った。

勝利したチリッチは2回戦で、世界ランキング109位のホベルト・ホルカシュ(ポーランド)と対戦予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 シンシナティ」の時のチリッチ

(Photo by Rob Carr/Getty Images)