「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦でマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)を6-2、6-2、6-3のストレートで破り、2年ぶりの「全米オープン」初戦を白星で飾った錦…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦でマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)を6-2、6-2、6-3のストレートで破り、2年ぶりの「全米オープン」初戦を白星で飾った錦織圭(日本/日清食品)が、試合後のインタビューに答えた。

試合を振り返って錦織は「今日はほとんど完璧な内容だった。大満足。読みも当たっていて、ゾーンに入っているようなプレーができた」と語った。そして「日本人、アメリカのみなさんのいる、ホームのような雰囲気の中で戦えることができて、本当に感謝しています」と会場のファンに対して感謝を述べた。

錦織はこの試合で相手に一度もブレークポイントを与えない一方で、6度のブレークに成功する完璧な試合運びを見せていた。

また、大会前に「自分のやりたいテニスを常にできるように意識したい」と語っていたことについては「今日は良かったですね。納得いかない場面も何回かはありましたが、最後まで集中力を保ってプレーでき、このようなスコアで勝てて良かったなと思います」とコメントした。

次戦はガエル・モンフィス(フランス)と対戦するが、それについては「この調子でやっていきたいですね。次の試合も頑張っていきます」と語った。

1時間41分のストレート勝利、数字を見ても25本のウィナーにアンフォーストエラーは13本と、非常に調子良くプレーを進めた錦織。悲願のグランドスラム制覇に向けての好スタートを切った形となった。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」1回戦のときの錦織圭

(Photo by Elsa/Getty Images)