【8/27全米まとめ】ナダル、マレー2回戦進出。奈良は惜しくも敗れ、女王ハレプはまさかの初戦敗退

現地の8月27日、「全米オープン」（アメリカ・ニューヨーク／8月27日～9月9日／ハードコート）大会1日目。男子シングルス1回戦、女子シングルス1回戦が行われた。男子シングルス1回戦で、第1シードのラファエル・ナダル（スペイン）は、世界ラン…

現地の8月27日、「全米オープン」（アメリカ・ニューヨーク／8月27日～9月9日／ハードコート）大会1日目。男子シングルス1回戦、女子シングルス1回戦が行われた。

男子シングルス1回戦で、第1シードのラファエル・ナダル（スペイン）は、世界ランキング148位（ランキングは8月27日時点）のダビド・フェレール（スペイン）と対戦。第1セットを6-3でナダルが先取し、その後、第2セットの途中3-4の時点でフェレールが棄権。ナダルが2回戦進出を決めた。

現役引退の意向を口にしているフェレールは、試合後にインタビューで「バックハンドを打とうとしたときに足がひどい状態になってしまった」と棄権の理由を語った。そして「実はこれが僕の最後のグランドスラムなんです。最後までできなくてごめんなさい」と語った。

このほか、元世界3位のスタン・ワウリンカ（スイス）は第8シードのグリゴール・ディミトロフ（ブルガリア）に6-3、6-2、7-5でストレート勝利。元世界1位のアンディ・マレー（イギリス）は世界448位のジェームズ・ダックワース（オーストラリア）に6(5)-7、6-3、7-5、6-3で勝利した。

女子はシングルス1回戦で、世界99位の奈良くるみ（日本／安藤証券）が世界15位のエリース・メルテンス（ベルギー）に2-6、7-6(5)、5-7で敗れた。奈良は、第2セットを奪い返したが、勝負の第3セットで惜しくも競り負け、逆転勝利ならず。奈良としては、ランキングで格上となる相手だったが、お互い譲らない接戦を演じた。

このほか、第1シードのシモナ・ハレプ（ルーマニア）は、世界44位のカイア・カネピ（エストニア）に2-6、4-6のストレートで敗れた。なお「全米オープン」で第1シードが初戦で敗退するのは、女子シングルスでは史上初めてのこと。◇　　　◇　　　◇

【8月27日主な試合結果】

男子シングルス1回戦

〇[1]ラファエル・ナダル（スペイン）6-3、3-4(Ret) ●ダビド・フェレール（スペイン）

〇[3]フアンマルティン・デルポトロ（アルゼンチン）6-0、6-3、6-4 ●[Q]ドナルド・ヤング（アメリカ）

〇[5]ケビン・アンダーソン（南アフリカ）7-6(4)、5-7、4-6、6-3、6-4 ●ライアン・ハリソン（アメリカ）

〇[WC]スタン・ワウリンカ（スイス）6-3、6-2、7-5 ●[8]グリゴール・ディミトロフ（ブルガリア）

〇[PR]アンディ・マレー（イギリス）6(5)-7、6-3、7-5、6-3 ●[PR]ジェームズ・ダックワース（オーストラリア）

〇[9]ドミニク・ティーム（オーストリア）6-3、6-1、6-4 ●ミルザ・バシッチ（ボスニア･ヘルツェゴビナ）

〇[11]ジョン・イズナー（アメリカ）7-6(3)、6-3、6-4 ●[WC]ブラッドリー・クラン（アメリカ）

女子シングルス1回戦

〇カイア・カネピ（エストニア）6-2、6-4 ●[1]シモナ・ハレプ（ルーマニア）