賞金総額約60億円とも言われる全米オープンテニスが8月27日(現地時間)に開幕する。男女シングルスの優勝者にはそれぞれ過去最高額の約4億円、ファイナリストにはそれぞれ約2億円が贈られる今大会。2018年最後のグランドスラムの栄光と賞金を手…

 賞金総額約60億円とも言われる全米オープンテニスが8月27日(現地時間)に開幕する。男女シングルスの優勝者にはそれぞれ過去最高額の約4億円、ファイナリストにはそれぞれ約2億円が贈られる今大会。2018年最後のグランドスラムの栄光と賞金を手にするのは誰だ?

実績&復活の錦織、大舞台での大阪に期待

 

(c) WOWOW

 

 

 日本人選手では、共にアメリカを拠点にし、ハードコートでのプレーを得意としている錦織圭選手と大坂なおみ選手に注目。

 錦織選手は2014年に全米オープン準優勝、2016年にはベスト4 に進出し、実績も十分だ。昨年の全米オープンは右手首の怪我により欠場したが、今年1月に実戦復帰。全仏オープンはベスト16、ウィンブルドンはベスト8に入り、完全復活を遂げている。そんな錦織選手の前には、昨年の覇者R.ナダルや、今年の全豪を制したR.フェデラー、復調の兆しが見えるグランドスラムを12回優勝しているN.ジョコビッチらが立ちはだかる。

 大坂なおみ選手は今年3月にツアー初優勝を果たし、今シーズンは全豪ベスト16などグランドスラムでも安定した結果を残している。去年の全米オープンでは優勝候補だったA.ケルバーを破るなど、大舞台での強さも魅力だ。他にも女子では、全仏で悲願のグランドスラム優勝を果たしたS.ハレプ、全豪覇者のウォズニアッキをはじめ、元女王でツアーに復帰したS.ウイリアムズ、M.シャラポワら実力者から目が離せない。

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超満員のオーディエンスと大音量のBGMはまさに「テニスの祭典」

 会場はアメリカ・ニューヨークのUSTAビリー・ジーン・キング ナショナル・テニス・センターで、センターコートのアーサー・アッシュ・スタジアムは世界最大級のテニス専用競技場として知られている。その席数は約2万3千席で、日本武道館の約1万4千席をはるかに超える収容人数だ。

 また、今年から初めて、新スタジアムのルイ・アームストロング・スタジアムでナイトセッションも行なわれる。このナイトセッションなど、全米オープンはエンターテインメント色が強く、大音量のBGMや華やかな演出がなされるのも楽しみの一つ。普段テニスを見ない人も知っているような超一流選手が集結する「テニスのお祭り」の熱い会場の雰囲気を楽しもう!

■全米オープンテニス
8月27日(月)~9月10日(月)
WOWOWにて連日生中継
※大会第1日(8月27日(月)午後11:55~)、大会第5日ナイトセッション(9月1日(土)午前7:30~)無料放送

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。