「ATP250 ウィンストン・セーラム」(アメリカ・ウィンストンセーラム/8月19~25日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝でダニエル太郎(日本/エイブル)がダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦。第1セットは1-6でメド…

「ATP250 ウィンストン・セーラム」(アメリカ・ウィンストンセーラム/8月19~25日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝でダニエル太郎(日本/エイブル)がダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦。第1セットは1-6でメドベージェフに奪われた。

両者はツアーレベルでの対戦は今回が初となる。2016年には下部大会で対戦しているが、そのときはメドベージェフにストレートで敗れている。「全米オープン」を翌週に控えた前哨戦で、ノーシード同士による準決勝となったが、ダニエルがどこまで勝ち上がれるのか、期待がかかる。

第1セットはメドベージェフのサービスゲームから始まった。第2ゲームでダニエルはブレークを喫してしまったが、続く第3ゲームでブレークバックのチャンスをつかむ。しかしデュースの末にしのがれてしまい、ゲームカウント0-3と序盤3ゲームを連取されてしまった。

第4ゲームでもダニエルは15-40とピンチを迎える。なんとかしのぎたいダニエルだったが、ラリーの末にダニエルのボールがアウトになり、差を広げられてしまった。続く第5ゲームでダニエルは流れを変えようとネットに出てボレーを決めもするが、ブレークまでは至らない。

そして第6ゲームでもダニエルはメドベージェフに押され、15-40と2本のセットポイントを握られてしまった。ここをなんとかしのいでデュースに持ち込んでキープするが、続く第7ゲームがメドベージェフのサービング・フォー・ザ・セットとなった。なんとかブレークのチャンスを作りたいが、メドベージェフの強烈なサーブに圧倒され、ラブゲームでキープされて第1セットを1-6で落としてしまった。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP250 ウィンストン・セーラム」準々決勝のときのダニエル太郎

(Photo by Jared C. Tilton/Getty Images)