「ATP250 ウィンストン・セーラム」(アメリカ・ウィンストンセーラム/8月19~25日/ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝でダニエル太郎(日本/エイブル)が第14シードのニコラス・ジャリー(チリ)と対戦。4-6、6-2、…
「ATP250 ウィンストン・セーラム」(アメリカ・ウィンストンセーラム/8月19~25日/ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝でダニエル太郎(日本/エイブル)が第14シードのニコラス・ジャリー(チリ)と対戦。4-6、6-2、6-1でダニエルが逆転勝利し、ベスト4入りを果たした。試合時間は1時間46分。
勝利したダニエルは、準決勝でダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。メドベージェフはライアン・ハリソン(アメリカ)を破っての勝ち上がり。
第3セットもダニエルのサービスから始まった。第2セットで調子を上げてきたダニエルだが、第1ゲームで0-40とされ、いきなりのピンチを迎えてしまう。しかしここをなんとかしのいでキープしたダニエルは、第2ゲームで逆に0-40とブレークポイントを握った。お互いに粘ってしのぎ合ったが、最後はダニエルがブレークを果たし、ゲームカウント2-0と序盤からリードを作った。
さらにダニエルは第4ゲームでもブレークして第5ゲームをキープ。ゲームカウント5-0と大きくリードを広げた。
第6ゲームはジャリーにキープされたものの、サービング・フォー・ザ・マッチとなる第7ゲームでダニエルはジャリーの追い上げを許さずにこのゲームを取り、6-1で第3セットを奪って勝利を決めた。
第2セット以降のダニエルは、ジャリーにデュースまで追い込まれる場面もあったが、粘り強くプレーしてキープし、ブレークを許さずに勝利をものにした。(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP250 ウィンストン・セーラム」2回戦のときのダニエル太郎
(Photo by Jared C. Tilton/Getty Images)