昨年に続き、今年も9月に行われる「レーバー・カップ」に参戦する選手が出揃った。世界2位のロジャー・フェデラー(スイス)や30位のニック・キリオス(オーストラリア)らかねてから明らかになっていた選手のほか、大会公式サイトがジャック・ソック(ア…

昨年に続き、今年も9月に行われる「レーバー・カップ」に参戦する選手が出揃った。世界2位のロジャー・フェデラー(スイス)や30位のニック・キリオス(オーストラリア)らかねてから明らかになっていた選手のほか、大会公式サイトがジャック・ソック(アメリカ)とカイル・エドマンド(イギリス)の参戦を発表し顔ぶれが決まった。

「レーバー・カップ」は「チーム・ヨーロッパ」と「チーム・ワールド」の2陣営に分かれて対戦する大会で、2017年に開催されて好評を得ていた。またもともとは今年と来年を含めた3年間の開催を予定していたが、2020年にも開催されることになっている。

昨年はフェデラーと現在1位のラファエル・ナダル(スペイン)がチームメイトになるなど、いつもは敵同士のライバル選手らが、タッグを組んで戦うのも見どころの一つだ。

今年の大会ではチーム・ヨーロッパには、フェデラーのほか、4位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、8位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、6位とトップ層にカムバックしてきたノバク・ジョコビッチ(セルビア)、10位のダビド・ゴファン(ベルギー)にエドマンドが加わり、ビヨン・ボルグ(スウェーデン)監督の下で勝利を目指す。

一方でチーム・ワールドには、3位のフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)、5位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)、11位のジョン・イズナー(アメリカ)、12位のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、キリオス、ソックらが名を連ね、ジョン・マッケンロー(アメリカ)が監督に就きチーム・ヨーロッパに対抗する。

今年の「レーバー・カップ」はアメリカのシカゴで開催される予定で、9月21日から23日にかけて行われる。(テニスデイリー編集部)

※写真は2017年の「レーバー・カップ」でのフェデラー

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images for Laver Cup)