現地の8月22日、「ATP250 ウィンストン・セーラム」(アメリカ・ウィンストンセーラム/8月19~25日/ハードコート)の大会4日目、ダニエル太郎(日本/エイブル)が2回戦で第9シードのサム・クエリー(アメリカ)に3-6、7-5、7-6…

現地の8月22日、「ATP250 ウィンストン・セーラム」(アメリカ・ウィンストンセーラム/8月19~25日/ハードコート)の大会4日目、ダニエル太郎(日本/エイブル)が2回戦で第9シードのサム・クエリー(アメリカ)に3-6、7-5、7-6(3)、さらに3回戦でドミニク・コプファー(ドイツ)に7-6(4)、7-6(3)と、1日で2試合に勝利し準々決勝へ進出した。

ダニエルは準々決勝で第14シードのニコラス・ジャリー(チリ)と対戦する。

大会スケジュールが遅延していたことにより、この日ダニエルは2回戦に勝利すれば、その日のうちに3回戦に挑むスケジュールとなっていた。

2回戦の相手は今年2月にキャリアハイとなる世界ランキング11位を記録し、現在35位のクエリー。ビッグサーバーが相手だったが、試合はお互い4度ずつブレークしあいセットカウント1-1に。第3セットでダニエルは4度のブレークのピンチを全てしのぎタイブレークに持ち込むと、最後は競り勝った。

3回戦のコプファーとの対戦は、2回戦とは打って変わってどちらもチャンスを作らせない試合展開に。2セットとも両者ブレークポイントなしでタイブレークとなり、いずれもダニエルが制する勝負強さを見せベスト8を決めた。

この勝利でダニエルは「ATP250 グシュタード」、「ゼネラリ・オープン」に続き、ATP250の大会では3大会連続でベスト8進出を果たした。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP250 ウィンストン・セーラム」2回戦のときのダニエル太郎

(Photo by William Howard/Icon Sportswire via Getty Images)