イギリス・ロンドンで行われている「ウィンブルドン」(6月27日~7月10日/グラスコート)で、優勝5回の実績を持つ第8シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が19度目のウィンブルドン1回戦を戦い、ドナ・ベキッチ(クロアチア)を7-6…

 イギリス・ロンドンで行われている「ウィンブルドン」(6月27日~7月10日/グラスコート)で、優勝5回の実績を持つ第8シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が19度目のウィンブルドン1回戦を戦い、ドナ・ベキッチ(クロアチア)を7-6(3) 6-4で倒し、2回戦に駒を進めた。

 ビーナスが1997年にウィンブルドン・デビューを遂げたとき、ベキッチはまだ1歳だった。

 20歳のベキッチは、第1セット6-5から2つのセットポイントを握ったが、そのどちらもミスで棒に振ってしまい、ビーナスがタイブレークでこのセットを取った。  第2セットのベキッチは、ブレークして5-3とするチャンスを手にしたが、またもミスで好機を無駄にしてしまった。その後、ビーナスがブレークに成功して5-4とし、次の自分のサービスをキープして試合を締めくくった。

 これはビーナスにとって19度目のウィンブルドンであり、現役では最多記録となる。「第1セットでは、あるポイントで劣勢に置かれて困難な瞬間もあったけれど、経験がものをいったわ。多くの経験が…」とビーナスは試合後に語った。(C)AP