イギリス・ロンドンで開幕した「ウィンブルドン」(6月27日~7月10日/グラスコート)の1回戦で、元世界ナンバーワンで第23シードのアナ・イバノビッチ(クロアチア)が、グランドスラムの本戦で初めてプレーした世界223位のエカテリーナ・ア…

 イギリス・ロンドンで開幕した「ウィンブルドン」(6月27日~7月10日/グラスコート)の1回戦で、元世界ナンバーワンで第23シードのアナ・イバノビッチ(クロアチア)が、グランドスラムの本戦で初めてプレーした世界223位のエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)に2-6 5-7で敗れた。イバノビッチは試合中、右手首の故障に煩わされていた。

 イバノビッチは2008年の全仏チャンピオンだが、予選を勝ち上がった21歳のアレクサンドロワにストレートで敗れた。

 「失望させられた」とイバノビッチ。

 ここ2週間は手首が痛み続けていたと言い、これから少しの間、休みをとって、リオ五輪までプレーせずに回復に努めるという。「痛みを鎮めるための時間は十分あるので、リオ五輪ではセルビアを代表できると思う」とも話した。

 イバノビッチは2007年のウィンブルドンで準決勝に進出したが、以来一度も4回戦を超えたことはなく、2013年と昨年は2回戦負けを喫していた。(C)AP