「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝で第10シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦。ジョコビッチが6-…

「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝で第10シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦。ジョコビッチが6-4、6-4で優勝を飾り、史上初の「ゴールデン・マスターズ」(キャリアの中でATPマスターズ1000の9大会を全制覇)を達成した。試合時間は1時間24分。

第1セットでは今大会一度もブレークを許していなかったフェデラーからブレークを奪って6-4で先取したジョコビッチ。第2セットもフェデラーのサービスゲームから始まった。

史上初の「ゴールデン・マスターズ」がかかったジョコビッチだが、第2ゲームでダブルフォルトによりブレークを許す。しかし第3ゲームですぐさまブレークバックに成功する。

続く第4ゲームに入るところでは、落ち着いて準備をしていたジョコビッチが主審にタイムバイオレーションを取られ、抗議する場面があった。しかしこのゲームをジョコビッチはイライラする気持ちを抑えラブゲームでキープする。

すると第7ゲームでジョコビッチは40-0からデュースまで持ち込むと、ここでさらにブレークに成功。ゲームカウント4-3の1ブレークアップとする。

このリードを守ったジョコビッチが第2セットも6-4で取り優勝。史上初の「ゴールデン・マスターズ」を達成した。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 シンシナティ」準々決勝のときのジョコビッチ

(Photo by Rob Carr/Getty Images)