「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で敗れた錦織圭(日本/日清食品)。その試合後の記者会見で、今後に向けての修正点を語った。スタン・ワウリンカ(スイス)との2回戦で…

「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で敗れた錦織圭(日本/日清食品)。その試合後の記者会見で、今後に向けての修正点を語った。

スタン・ワウリンカ(スイス)との2回戦では、残念ながら4-6、4-6のストレートで敗退。記者会見で錦織は「出だしは良かった、自分のしたいプレーがほぼ完璧にできていた。途中から自分が打つのをやめてしまった部分もあり、相手のプレーが良くなってきたことが合わさって、流れが悪くなった」と話した。

また「この2大会は、悪い試合が続いているので、なかなか気持ちを切り替えるのは大変ですけど、練習して身に着けていくしかないと思う。取り敢えずは、近い目標のUSオープンが2週間後にあるのでしっかり練習して、いい感覚を取り戻せるようにしたい」と話した。

錦織は「ATP1000 トロント」では初戦敗退。続く「ATP1000 シンシナティ」では1回戦でアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を破ったものの、2回戦敗退となった。

前哨戦では不安を残す結果となったが、錦織自身のコメントにもある様に「全米オープン」ではいい感覚を取り戻し、良い結果を残してほしい。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 トロント」での錦織

(Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)