現地の8月16日、「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)大会5日目。男子シングルス3回戦で、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)がデニス・シャポバロフ(カナダ)に7-6(6)、6-4で勝利した。…

現地の8月16日、「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)大会5日目。男子シングルス3回戦で、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)がデニス・シャポバロフ(カナダ)に7-6(6)、6-4で勝利した。試合時間は1時間42分。

勝利したラオニッチは準々決勝で、第10シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)対第5シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)の勝者と対戦予定。

ラオニッチは2016年に自己最高の世界ランキング3位を記録。2017年シーズンは左手の故障に悩まされ、その後は復帰と故障を繰り返し、現在は世界ランキング29位。今大会1・2回戦をストレートで勝ち上がってきた。

対戦相手のシャポバロフは世界ランキング32位で、次世代エース候補として注目されている「ネクストジェン」の一人。強烈な片手バックと、鋭く切れるサービスが特徴だ。

試合は第1セット、互いにブレークすることができずタイブレークへ。途中ラオニッチのショットがネットにかかり、タイブレーク5-6とシャポバロフに1歩リードされる。しかし、そこから3ポイント連取してセットを先取した。

そして第2セット、第2ゲームでラオニッチがブレークに成功するが、第7ゲームでブレークバックされ4-3に。しかし5-4で迎えたラオニッチのリターンゲーム、シャポバロフのドロップショットをラオニッチが上手く返してブレーク。ラオニッチはカナダ勢同士の対戦を制して、ベスト8進出を決めた。(テニスデイリー編集部)

※写真はベスト8進出を決めたラオニッチ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)