世界的にパーソナルトレーナーをつけた筋力トレーニングが流行。筋トレブームが加速


 フィットネスクラブ業界の売上高・会員数はともに堅調に推移しています。経済産業省の調査によると2015年の業界全体の売上高は3000億円を超え、会員数はおよそ300万人。2018年もさらに伸び続けています。

 世界的なフィットネスやトレーニングのトレンドはパーソナルトレーニング。都内でもパーソナルトレーニングジムが数多く登場。そして春から初夏にかけて薄着になりボディメイクやダイエットをしたいビジネスマンや女性が、スポーツや筋トレをはじめるのがこの季節です。スタート時は無理をしがち。もし痛みがある場合やケガをした場合は早めのケアをしてトレーニングを長く続けられるように心がけていきたいものです。

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ウエイトトレーニングスタート時の手首のケガ。違和感があったらすぐに手首サポーターを

 総合病院のリハビリ施設としては都内最大級の中野区にある総合東京病院、リハビリテーション科の作業療法士 岡田泰裕さんに手首のトラブルについて伺いました。

 「フィットネスやジムでは筋力をつけるために高重量のトレーニングをする場合がありますが、安全性に関するルールを守らなければ、手首に過負荷がかかり怪我や炎症を起こしてしまいます。手首は骨・腱・靭帯・神経などが複雑に入り組んでいて、基本的な構造としては前腕の長い2本の骨(橈(とう)骨(こつ)と尺(しゃっ)骨(こつ))と8つの小さな骨(手(しゅ)根(こん)骨(こつ))で構成されています。大きく分けると3つの動き(1)掌屈(しょうくつ)と背屈(はいくつ)(手の平を前後に動かす動作)(2)撓屈(とうくつ)と尺屈(しゃっくつ)(手の平を左右に動かす動作)(3)回内と回外(手の平を内・外に返す動作)ができるようになっています。

 そのため、ウエイトトレーニング時の重さの選択や手首の角度、握り方などが間違っているとトラブルの原因になります。例えば、ダンベル等を握る位置が中心軸からずれると手首にかかる重量が偏り、その状態で手の平を背屈(後方に動かす動作)すると手首に過剰な負担がかかり痛めてしまうことがあります。手首に違和感があるときに、手首への負荷を和らげ安定性を高める効果があるサポーターをつけることは、怪我や炎症の予防という意味でも有用といえます。リハビリの現場でも、手関節・手指の骨折等の整形外科疾患や腱鞘炎、手根管症候群といった様々な疾患や怪我に対して、保護や固定・安静を目的にサポーターを使用し、痛みの緩和や回復を図ることがあります。

 市販のサポーターを選ぶ際にはサイズや固定性、利便性を考慮し、状態に合わせて選んでいただくことが大切です。使い続けやすいように、巻きやすくソフトな生地を選んでください。」

トレーニングがきっかけで手首のトラブルに。パソコンやスマホなどの日常動作でさらに重症化

 また岡田さんは、現代は手首にはハードな環境だと解説しています。

 「トレーニングがきっかけで手首に違和感をもち、さらにパソコンやスマホの操作、家事や事務作業などが原因で手指や手首の痛みを重症化される方もおられます。手首には骨と靭帯に囲まれた『手根管』という空間があり、その中を9つの腱や正中神経が通っています。手指や手首の過度の使用や加齢などが相まって、腱や内部組織が変性し手根管が狭くなるということがあります。

 その結果、神経の圧迫・血流障害・むくみを原因としたしびれや痛み、感覚異常を引き起こすのが『手根管症候群(CTS)』です。手根管症候群はキーボードの使用頻度が高いコンピュータ関係の職業で発生率が高いともいわれます」と語っています。

トレーニングの人気を背景に手首サポーター市場は125%に伸長 巻き続けていても邪魔にならない手首用薄型サポーター登場

 トレーニングの人気を背景に2017年のサポーター市場は、2年前と比べ113%と伸長しています。
 ピップ株式会社では、薄型でもしっかり圧迫固定し、スポーツ時のパフォーマンスをサポートする薄型圧迫固定サポーター「プロ・フィッツ」シリーズから、ズレにくさと固定力を追求した「プロ・フィッツ 手首用」をこの春発売。

 手首のトラブルを重症化させないために、市販の手首サポーターを活用し、快適にトレーニングを継続しましょう。

[情報提供:ピップ株式会社]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。